今度はダットサン・フェアレディ(1600cc)、こちらはアシェットのコレクションでなかなか質感が高い。
カメラの遊びで始めたけれども段々とミニカー・コレクションの魅力に取りつかれ始めている。
照明を強化すると思い切り絞ってもシャッター速度が上げられて手振れを少なく出来る。
(シャッター速度は1/40秒位、F22)
このミニカーはヤフオクで入手したもので、12/4の日曜日到着。実はちょっとした事件それもかなり珍しい宅急便の誤配に遭遇。
12/2金曜の夜に到着したのは良いが落札した物とは違う品物、出品者にクレームをとよくよく小包を確認すると、発送したときのラベルと輸送過程で付加される宛名ラベルで番号が微妙に異なっていた。~835と~853みたいな。
で、ヤマトに返却して当方の誤配された物が本日届いた次第。
ちなみに誤配の一品はトヨタ2000GTで、こちらの方が人気が高いから高値で取引されたと思う。
出品者もこんな経験は初めてとのこと。(もちろん当方も)
ヤマトの誤配は問題だけれども速やかなリカバー力は評価できる、今回のことで改めてヤマトを見直した。
「バベットの晩餐会」、映画館で見てみたい映画の一つで普通なら絶対に見ることが無い地味な映画なんだけれども、見終わった後は「ああ良い映画を見たなぁ」なんて心持にしてくれる。
〔内容〕
19世紀後半のデンマークの小さな漁村。プロテスタント牧師の父を持った姉妹の下へ、パリ・コミューン(パリ市民による自治政権)により父と息子を亡くした女性バベットが移り住んでくる。
月日は流れやがて、知人にもらったクジにより一万フランを得たバベットは、その金を使い村人たちのために晩餐会を開く……。
(出展:全洋画オンライン)
映画の前半はデンマークの寒村の索漠した風景とそこで暮らす人々の質素な生活ぶりが、後半はヒロイン・バベットが加わってクライマックスでは豪華なフランス料理のコースを前にいがみ合っていた人々が一つにまとまる様子なんかは、料理の展開とともに見事。
なおこの映画は1989年に初公開された古い名画なんだけれども場所と時代が映画の古さを全然感じさせない、当たり前かもしれないが。
(出演者に全然馴染みが無いから余計)
過去2016年3月にも記事にしていたので、今回は約6年ぶりの再会ながらやはり面白いのは名画なるが故かも。
映画の中で特徴的なシーンを二つ紹介。
最初はヒラメの干物を調理したおかゆみたいなまずそうな料理について。
干したヒラメを1時間水でもどして、パンを崩してビールを加えゆでたヒラメと合わせて裏ごしして1時間煮る、といった物で褐色状のかゆ、みるからにまずそうで映画の中でもその様に描かれている。
二つ目は、フランス料理のフルコースを前に食べ方が分からない村人たちが、招待されたフランス生活の経験を持つ”将軍”の所作をまねて次々に口にするところ。
これは日本の昔話に似たようなエピソードがあった様な、たしかこちらは芋を転がすんだけれども。
第60回アカデミー賞外国語映画賞受賞作!映画『バベットの晩餐会』予告編
「プロフェショナル」、古き良き時代の娯楽西部劇。
昔リバイバル上映で見たことがあったが、あらためて見るとバート・ランカスターの晴れ舞台の様な造り、でも彼のファンだったから結構満足している。
リー・マービン、ロバート・ライアン、ウディ・ストロードとかがそれぞれスペシャリストとして大活躍、悪役はこれも懐かしいジャック・パランス(本当は悪者ではない)や名前だけはなじみのクラウディア・カルディナーレ等々、なかなかの顔ぶれ。
社会性とか正義とかよりもひたすら娯楽を追求した造りで、ここら辺が古き良き映画の所以。
〔内容〕
1917年、メキシコ革命の最中。テキサス油田の持ち主グラントは、妻マリアを革命派のリーダーに誘拐され、多額の身代金を要求される。グラントは妻を奪い返すため、戦いのエキスパートを雇うことを決断する。集まったのはリーダーで射撃の名手のリコ、馬の専門家ハンス、追跡と狩猟を得意としナイフと弓矢の扱いに長けたジェイク、そしてダイナマイトのスペシャリスト、ビルの4人。彼らはさっそく、マリアが連れ去られた革命軍のアジト目指して出発するのだったが…。
(出典:全洋画オンライン)
実はバート・ランカスター出演の西部劇は結構好きで、きっかけはTVの洋画ショーで「ケンタッキー人」を見て感激したこと、たぶん洋画に目覚めた16才頃のことかと思う。
リアルタイムで見た西部劇は「追跡者」「追撃のバラード」位の物。