おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

天然帆立貝と赤なまこ

2008-03-22 16:19:11 | Weblog
深い霧に覆われて、時間が判らなくいつになったら目覚ましがなるのだろうと待っていたら、町の有線放送の音楽が鳴り出した。
やはり目覚ましがならなかったのだと飛び起き、店まで突っ走った。
もうマキ婆やほかのスタッフは仕事を始めていた。
除雪隊の朝食を手伝ってもらって少し待たせて間に合った。
市場に急いだ。
信濃川も霧が深く、架かる橋の手前しか見えない。
その先は毎日通って判ってるけど、今日は何か別の見慣れない景色が広がるのではと考えたりして渡った。
市場では金目鯛を競り負け、煮魚はメロウのカマになってしまった。
刺身定食に使う真ソイ、ウニ、バイガイ、ホタテ貝、中とろマグロ、も買った。
ほかになまこがあったので二匹買ってそれは自分で食べる
帰りに雲の切れ始め水色の空が見え始めた道を帰った。
わが町は遠くにあり、霧に覆われて少し高い峰しか見えず、ちょうど雲海のように見える下に横たわっていた。
高い越後三山や巻き機、苗場山は強い春の朝日に光っている。
昨日見たグレートジャーニーは感動に息が詰まりそうだったが、この景色も負けてはいないぞと思った。
新道島の裏山の雪も減り、斜面はほとんど消え、尾根に残る雪は白いなめし皮の様になって張り付いている。
昨日の満月で冷え込み水もきれいになった魚野川が空の色を写して流れていた。
淀みにつがいの水鳥が浮かんでいる。
娘の調子も良くなり家族に笑顔が戻ってきた。
除雪隊の仕事ももう少し、終わって時間が取れたら母や娘を連れて只見線に乗りこの前行った温泉でも行きたいと思えるようになってきた。
にほんブログ村 地域生活ブログ 新潟情報へ
ランキングに参加していますここをクリックして応援をお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする