降雪の予報は少なかったがこの前みたいな大雪のダメージがまだ頭に蓄積してて、雪の降りかたがきになってしょうがない。
今日はずーと雪と観念してたら青空が現れて光が踊りだした。
暗く冷たい白だったのにもう別世界。
雪が降りしきる中、前のがけには住人の生活跡が残ってた。
ソウルでつぶやいた。
自分たちが失ったもの。
何を失ったのと李先生に問いかけられたが、あまり失ったものが多すぎて返答できなかった。
戦争は大反対だが、戦争に負けて西洋至上主義に踊らされ、大事な伝統や食文化がパンやミルクやハンバーガーに押しやられ、
伝統を守ることが罪悪視されてすごしてきた。
戦後の田舎ではまだ良き食文化が残ってた。
残り文化の中で育った。
一番思ったことは味噌が香りを抜かれたことだった。
みんな削り取られて磨かれて日本国民みたいにおりこう民族になってしまったこと。
ソウルには醗酵と人臭さが残ってた。
だからのめりこんでる。
日本人は覇気のない無機質な個人主義が蔓延してる。
マッコルリの旅の古本を手に入れた。
著者の思いとはぜんぜん違うが、でも重なり合うところもある。
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