元旦はピザを売るのが決まってた。
思いがけなく初日が見えて手を合わした。
除雪隊の朝食を断れたのに受けた。
やることはいっぱいあるのに。
調理室の道具たちにおめでとうを言っていよいよ窯の火入れ。
高千代の巻機にしようかと思ったが一応近くの酒を並べた。
みんないい酒で商売なってる。
グラスの中は高千代巻機生酒。
昔の純を思い出した。
あれよりずっときれいでよくなってる。
その後雑煮と小豆を煮た。
3年前の小豆でかたくて最後は圧力釜を使った。
もちは大好物、そして良い餅に出会った。
魚沼米穀の杵つき餅。
いつも越後製菓の餅だったが。
雑煮のみは雪大根と雪下ニンジン。
荒巻の頭を刻んで。
青首も入れようとしたが売り切れていたのを忘れてた。
新たに解体するのも面倒になって。
天然アユはダシをとったら出して最後に加えるつもりだったが大根を煮てるうちにバラバラになってしまった。
その後晴れたが大きな傘雲がかかり始めて、やはり雪と雨が降り続いた。
ピザも少し売れ暇つぶしくらいになった。
昨日はピクルスを漬け込んだり、フキノトウを並べたり。
8キロの生鮭を買って死海の塩をすり込んで荒巻にした。
最後は扇風機で強制乾燥。
これも美味かったが塩分が強かった。
良い年取りができた