妙見堰の信号につかまって向うの桜を見た。
今さらでもないが、もう秋だ。
花の頃もそう思った。
時間が過ぎるのが早すぎ。
思ってることを早く実行しないと何もしないうちに何もできなくなる。
そう感じた今日。
でも明日まで覚えていられるだろうか。
駒ヶ岳を目指してひたすら走る。
保健所の秋の巡回指導日だった。
着いたら帰った後。
どうだったと聞いたら忙しくてお互いにあいさつした程度だったらしい。
魚沼の秋は魚沼らしい。
はっきりしない色彩に、いやそれが厚みと温かみを増してる。
ソウルのモミジの綺麗なこと。
女性の綺麗なこと。
魚沼は限りなく温かい、そして優しい。
パクチーが発芽したが大きくならない。
つまんで食べた。
わさび菜畑に行って青虫を捕まえた。
菜っ葉たちにありがとうを言うのを忘れてる。
菜っ葉達よ、おれの表現を手伝っておくれ。
魚沼の詩を歌いたいのだ。