


台湾二泊三日と言っても翌朝は3時50分の出発。
安いわけだ。
夕方までお土産を買って荷造りだけは済ます。
問屋街でカラスミを買わなければいけない人につきあった。
自分は土産はお菓子だけ。
日本人は口が肥えてるからほとんど無駄になる。
みんなが買ってるときに果物のキャンデーを味見。
朝食べた豆腐乳をスーパーで探して買った。



夜は台北で有名な北京料理店にいった。
味が薄くて雑味があって下処理が悪いのと素材が悪いのが前面に出てる。
三瓶さんのおごりだからみんな黙ってたが。
今回必ず食べるものときめてたのが臭豆腐。
おかゆを食べたホテルの裏の夜市にもある。


臭豆腐くださいと言ったら人数分の箸を持ってテーブルに案内してくれた。
日本円で200円弱。
受け取るために調理してる前にいたら吐き気が襲ってきた。
鍋で煮て上にキャベツの酢漬けと辛みを乗せてくれる。
我慢して口に入れるとあまりの匂いで涙が出てくる。
噛んでると口の中にだんだん多くなって飲み込めない。
マサさんにビールを買ってきてもらった。



隣に若い女性が一人で座った。
テーブルに臭豆腐があった。
こんなのを食べるのかと見たら目があってこんにちはと日本語。
これ食べるんですかと聞くと大好きと返事。
片言で思い出すように言葉を探して話す。
お父さんが日本に留学しました、そこらまでは覚えてる。
自分たちが何者か話す。
寿司屋と食堂。
新潟から来たと言ってもどこかわからない。
寿司屋のおかみさんの手をひいて町中に消えた。
戻ってくると二人の手にはタピオカやぜんざいの飲み物が握られてた。
彼女がおごってくれると言うのだ。
そこに三人連れがやってきた。
日本に行ってお土産を150万買った話やお父さんは死んでいない話をするから彼女の身内かと思ったら、全然見ず知らずの人だった。
他にも来たい人たちもいたが椅子が無い。
前の日のピータン屋に行く予定がここで終了。

彼女の丸あざは何か聞いたら健康療法だそうだ。
写させてと頼むと上着をおろしてくれた。



濃厚な旅は終わった。

ちまきを買ってきた。
誰もいらないと言うので毎日楽しんだ。
豚肉が入ってる。
くせがなくて結構おいしい。







畑が進んで収穫が出来るようになった。

姉妹店のユニホームをもらってきて来てる。
何枚でもあげると言った時遠慮しなければよかった。



朝早くパンほしいと言うお客さんがいて用意した。


やっぱり魚沼良い。
緑の川風に吹かれて幸せ。





幸せの四つ葉のクローバー。
6枚葉もあった。
日曜日にしては静かだった。





畑の横に種を播いた箱を置いた。
去年のこぼれた種から出た芽が大きくなったので田んぼの中に植えることにして耕した。
きっとカボチャだと思うので収穫できればラッキーぐらいの感じで。
クリックよろしくお願いいたします。
hiyo_please/}





龍山寺で故宮組と合流した。
携帯の威力。
暑いうえに歩きまわったら喉がからから、ビールを求めてさまよった。
ちょっとした食堂ではビールが無いのだ。
やっとありそうな店は日本食店。
ここまで来て日本食かと思ったがもう切れそうな人が数人、あきらめて入った。
開店少し前で誰もいなかった。
無理やりと言うか言葉が通じないので座り込んだらいい事になった。
ビールもあり酒盛り開始。
日本食を扱ってるから片言の日本語が話せるかと思ったが全然。
英語も無理。
解る単語は寿司、刺身、てんぷら、焼き魚。
板前が6-7人いる大型店。
今日ある素材を炒めたり鍋にしたりしてもらった。
それでも寿司はどうかと言うので3人は寿司屋だと言っても半信半疑。
天丼があったので頼んだがやはり味が薄い。
成田で食べた寿司についてた醤油がバックに入ってた。
板長と思われる人に醤油をあげて味見を促した。
一なめすると急に直立不動で敬礼をした。
笑顔で敬礼を返した。
続く





魚沼も暑い。
でもまとわりつくような台湾の蒸し暑さではない。
ニッキや八角の匂いも無いが強烈な栗の花の匂い。
畑が遅れてる。
どれほどしないといけないわけではないがキュウリの苗とカラ南蛮の苗が植えていない。
二十日大根とルッコラーが大きくなってきた。
ようやく雨で流れることもなさそうだ。
もう三回キュウリの種をまいて端境期に使えれば良いと思ってる。
ピーマンが始めてとれた。
天ぷらの青みに使える。
バジルとサンチェは出来過ぎてとるのが間に合わない。
まだフキノトウを使ってるが。
アマドコロの花のお浸しを出してる。
ウルイの花も使いたいが動けない。
妻がせっせと桑の実採り。
桑の実のパンが売れ出して今日は8個予約が入ってる。
10個が一日の製造数。
そろそろ畑に顔を出さなくては。
クリックよろしくお願いいたします。
hiyo_please/}





到着日姉妹店を早々に引き揚げ向かった先は台湾最大夜市、士林。
どちらかと言うと若者が多い。
スーパー社長がつぶやいたまだ品物が足りないのだろうか。
さっさと帰ってマッサージ組とのんべ組に分かれた。
当然後者に属した。
台湾の人はどこで飲んでるのだろうかと思うほど飲んでる人はいない。
次の日も行きたいと思ったピータンのある店。
紹興酒があるかと聞いたら近くのコンビニで買ってきてくれた。
160ドルのレジペーパーだったので300ドルぐらいで良いかと聞いたら、あくまでも160でよいと言う。
利益が無いじゃないかと言うとそこらが通じない。
グラスも使うのだからと言いつつ250ドルに値下げして払った。
ピータンの柔らかいこと。
白身がプルプル、黄身が半熟みたいに柔らかい。
どうして冷奴といつも一緒に出てくるのだろう、悪くはないが。


朝ホテルの朝食はバイキング。
前日フロントの女の子にビールを飲んでいいかと聞いて見た。
駄目ですと笑顔が消えていた。
旅では特に海外では、いつも寿司屋さんがいると飲むのが決まり。
コンビニでロング缶を一人1.5本買ってフロントの女の子が来てないので持ち込んだ。
余りこんでると無理と思ったが席に余裕があったために乾杯。
みんなにチップを強要して集めウエートレスに渡した。
言葉が通じない。
フロントもトラブル発生かとこわばった。
日本語が分かるからチップでビールを飲むから、迷惑もかけないからと言うとみんなが特上の笑顔に変わった。
3000円のチップじゃね。
朝食は少なめにした。
裏に食べ物の市場があるからだ。



中国系の人達は朝食も外食が多いそうだ。
子供たちですら登校の前にお金をもらって食べて行くそうだ。
台湾の食事事情が生で観察できる。
見てたら手招きをするおばさんがいた。
おかゆを食べれとセールス。
渡りに船。
どうしてた出るのかと聞くとやり方を教えてくれた。
お粥は優しい。
20品ぐらいの煮たり焼いたりしたおかずが並んでて好きなのを取る。
勧められたのが皿の右端の茶色で四角いもの。
後でわかった豆腐乳。
長男がこれに出会えただけで台湾に来た価値があると絶賛したもの。
甘い醤油の実の中に漬けこまれてる発酵した豆腐。
最上級のクリームチーズだ。
ラー油は食べ放題。





結局はお粥屋から小丼を借りて乾杯。
仲間の一部は故宮博物館に向かった。
ここで今日の予定会議。
午後からはお土産買いに問屋街に行き、夜は中国料理店のフルコースに行くことが決まってた。
龍山寺近くの市場に行くことになった。
電車好きの自分はバスか電車に乗りたいと提案した。
タクシーの方が楽だと意見が多かったが、アドベンチャーをしょうと言うことでまとまった。
おばちゃんたちにどうしたらいいか聞いて見た。
そしたら周りの露店の人達が蜂の巣を突っついたように賑やかになり、バスの路線や地下鉄の事を調べて挙句の果てに駅まで連れてってくれると言い出した。
丁寧にお断りしてお礼のチップをお渡したら涙ぐんでた。



地下鉄の快適なこと。
それでも又助けられて到着。



台湾のパワースポット。
七本の線香を40円で買い、祈った。
家族の健康と自分に関わる人たちの幸福。
商売繁盛も。
続く
クリックよろしくお願いいたします。
hiyo_please/}






洪水の年,6月に台湾に行った。
その時はもう来ないからと有り金を使い果たした。
いらないものを買って粗末にした。
と言うか洪水で流れてしまった。
残ってた紙幣を計算したら三割も高くなってた。
残しておけばよかったと思った。
朝3時半車で出発。
石打あたりで景色が見え始めた。
夜明けの山や空が田植えの終わった田んぼに映ってる。
こんな素晴らしいところから、どこに行こうかと思ってる自分になんかもったいような気がした。
湾岸高速に向かうとき行きすぎて一般道に出てしまった。
東京のラッシュを避けるために早出したのが駄目になった。
口には出さないがみんな参ったと言う感じ。
予定時間前に着いた。
出発まで椅子席の前でトランクでテーブルを作って大宴会。
朝食は寿司とパンとピザ。

宴たけなわになる頃には各国の視察者も。
施設利用税を払ってるのだ、矢でも鉄砲でも持ってこいと、内心びくびくの所もあったけど。
警備の人達も何も言わないのでそのまま続行。
でも片付けは念入りに床も拭いてもと以上に綺麗にした。


手続きがすんで乗り込む前にまだ乾杯。
格安航空券は飲み物食事テレビも無い。
後は寝て行くだけと言いながら、飛行機の中で有料のワインとビールを飲み続けた。
酒税が無いからそんなに高くはなかった。
レストランのようにメニューがあって、弁当が1000円ぐらい。
350ミリの缶ビールが280円ぐらいと記憶してた。


台北に着いたのは3時過ぎ。
免税店によってホテルに着いたのは5時過ぎ。
濃厚な時間のはじまり。
続く
クリックよろしくお願いいたします。
hiyo_please/}

