自分の国は自分で守れ

Mikuのブログ

北朝鮮の水爆実験を甘く見るな! 元公安菅沼氏インタビュー

2016-02-13 23:17:55 | 日記

元公安の菅沼光弘さんのインタビュー動画中継を見ました!

他の動画も、ありそれを見ると、なんだかどっかで見たことあるような・・ないような・・有名な方ですかね?


菅沼さんプロフ https://goo.gl/nvA11y

 

 

 


マスコミは北にそんな技術はないというが

北の核開発へのきっかけは日本。実は日本は先の対戦時中核兵器の研究をしていたが、朝鮮人をそこで働かせていた。彼らが朝鮮へ帰り、その次の世代の技術者達がソ連へ行きソ連の技術者達に育てられた。

・誰の手にも北朝鮮の情報は入っていない。

水爆実験の発表は中、ロ、韓とも寝耳に水、中枢の動きは誰にもわかっていない。したがって何故この時期になのかは推測の域を出ない。

・この状況下で、プロはどう情報を読み解くか?

12/15に(※)http://goo.gl/8EKZM5こうした出来事があった。菅沼氏によるとモランボンたちの踊る背景でミサイルと飛ばす映像を使ったことに中国高官が不快感を表し中止となったという。

こうした中国とのいさかいに対する反発もある。最終目的はアメリカに、核保有国、水素爆弾まで持った核大国に方を並べると主張しているのだ。

・金正恩の短期的な思惑・長期的な戦略

短期的:対中関係に楔を打ちたい。

長期的:現在朝鮮戦争の最中にある(と北は考えている)、休戦協定へ持っていきアメリカ軍を撤退させ、朝鮮統一へ(北主導のといいたのか)

・しかし、本当に彼らの戦略は現実的なのか?

中国、アメリカの関係は厳しい。日中、日韓の関係はぎくしゃくしている。米は中東で精一杯。オバマは北に関して発言もしていない。

こういうことをみて計算しているだろう。

ドイツ、フランス、イギリス、スイスが北へビジネスとして投資している。

六カ国協議の参加国であっても戦争はビジネスと考え、経済的便益があれば裏でなんでもする。

ロシアも深く北の支援に入り込んでいる。

その中で、日本への影響。

軍事面、日本は集団的自衛権で米に協力、しかし、

例えば朝鮮半島で米が先制攻撃したとして、当然核戦争になる、生物兵器などの懸念もある。日本はそうしたことへの具体的対応策が無い。

補給・兵站を任されるだろうが、ここが一番標的になりやすい。

また、そうした有事があれば韓国軍も参戦する。米が最高司令官となり、陸戦では韓国軍が指令官に自衛隊はその下に配備となるだろう。そうした予測も立っておらず、どう動くのかもまったく考えられていない。

そもそも、朝鮮半島有事に米軍がどの程度出るのかというリスクもある。

日本の制裁発言。人・物・金の交流断絶。

北との関係は国連に沿ってやるっているが、日本は独自にやって来た。

拉致問題の時も制裁していたが、実はほとんど何の意味も無い、他国が裏でやっているから。

日本が経済制裁をしてもみんな貿易でやっている。在日マネーが香港、マカオ経由で北へ流れている。

一方、人の交流をとめることで何のメリットがあったか、返って北の情報が入らなくなった。核実験や北の技術がどの程度かも情報が入らない。

実は以前、北の情報を一番知っていたのは日本だった、米が聞きに来たほど。全国の在日(北)が北へ行く、それを一人一人丹念に他愛も無い会話の中で聞き取りその積み重ねがインテリジェンス。

何処にどんな工場があるかは衛星でわかるが、北の指令官の性格どんな戦争をするか。日正が何を考えているかもわかっていた。これは衛星ではわからない。

日朝国交回復に繋がらない。まだまだ米の属国。

─ ─ ─

中継だったのでメモがざっとです。聞き漏らしあり、私の解釈が入ってしまっているところもあるかもしれません。

私はこれを聞いて、憲法改正や軍事増強も然ることながら、やはり諜報機関も立ち上げるべきだと思いました。公安が多少その代わりなのかもしれませんが、あまり役立っていません。もう少し愛国心があり精鋭な人材が必要だなと。

お金に関して他国が裏でカネを流していて無意味だからといって日本が経済制裁解除の理由にはならない。

以前から国交断絶状態にあるのに、万景峰号という北との交流船が確かに公然としてあったと記憶してます。

公安がそうした北朝鮮人の行き来を許し、情報を得ていたとしても、それで北が着々と軍事増強している等の警戒を政府に訴えていなかったのでしょうか。日本からお金が流れていても黙っていたのでしょうか、あるいは当時の政権は知っていて何もしなかったかです。すべては公然の秘密、黙認。

そして、現在の有様です。元公安や時の政府は何をなさっていたのですかと逆に聞きたいですね。

つまり当時は誰もが、時代の波間にどっぷり漬かっていてそこから飛び出そうともしていなかったのだ、ということが言えるのではないでしょうか。

時代を変えるのはインテリジェンスだけではできないということです。情報はツール以上のものではない、時代を変えるのはそれを使う人がどう考えどう行動するかにかかっています。常識の範囲内では何も変えられません。

つい皮肉りましたが、

菅沼さんはそんな中で書籍等を書かれ、世界や日本の裏社会を表沙汰にしています。マスコミに対して、北への見方が旧態依然すぎると警鐘も鳴らしています。今後もその知識を元に具体的な防衛戦略にも役立てていただきたいです。

 

─ ─ ─

 http://www.asahi.com/articles/ASHDH323SHDHUHBI00G.html

朝日新聞デジタル

北朝鮮の楽団が北京公演を直前で中止した理由をめぐり、公演内容が金正恩(キムジョンウン)第1書記への崇拝一色で、これに中国側が難色を示した可能性が高いことがわかった。韓国の情報機関・国家情報院(国情院)から報告を受けた国会情報委員長が15日、明らかにした。

 訪中していた北朝鮮の女性グループ「モランボン楽団」と男声合唱団「功勲国家合唱団」は12日、北京公演直前にすべての予定を中止し、帰国した。

 国会情報委員長によると、中国側はリハーサルを通じて、正恩氏を偶像化し、崇拝する内容が多いことを把握し、中国高官らが観覧するのにふさわしくないと問題提起したという。しかし、北朝鮮側と意見が一致せず、中止が決まったとみられるという。国情院は「中止の原因は複合的だが、公演の内容が最も大きかったと判断している」と説明したという。国情院はほかにも中止の原因がないか引き続き、調べている。(ソウル=東岡徹

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株価下落 アベノミクス崩壊の予兆!?

2016-02-13 15:45:30 | 政治・国防・外交・経済

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10907

アベノミクスは、打つ手がなくなりつつある。

 

2月12日時点で、日経平均株価は、1万4千円台まで下がり、約1年3カ月ぶりの安値を付けた。円相場も円高へ加速し、デフレ脱却を掲げていた安倍政権にとって、思いもよらない展開となった。

 

麻生副総理兼財務相も会見で、「緊張感を持って注視していくと同時に、必要に応じて適切に対応していく」と慎重な姿勢をみせている。

 

アベノミクスの1本目の矢として、「黒田バズーカ」と呼ばれる思い切った金融緩和政策が行われた当初は、株価も上昇し、デフレ脱却へ順調な滑り出しのよう に見えた。しかし、2、3本目の矢である「財政政策」、「成長戦略」はうまく実行できず、金融緩和政策だけが繰り返された。ところが狙った効果は出ず、つ いに「劇薬」とされる「マイナス金利政策」が行われたが、景気回復効果が出るどころか、株価が下落してしまった。

 

日銀の黒田東彦総裁は3日、東京都内の講演で、「必要な場合、さらに金利引き下げを行う」と述べ、さらなる金融緩和を辞さない考えを示している。しかし、このまま金融政策の一人歩きが続けば、さらにネガティブな効果がでるかもしれない。

 

 

なぜアベノミクスが行き詰まるのか?

アベノミクスが行き詰まっている一番の原因は、間違いなく消費増税にある。

 

一連の金融緩和政策の大きな狙いは、民間への貸出しを増やすことで市場に資金を供給することにあった。しかし、消費増税が2014年に実行されたことによ り、実体経済の消費と投資は抑制されて資金の需要は減り、景気は回復しなかった。実際、消費増税が行われて以降、個人消費も大幅に下がっている。

 

アベノミクスがこのまま終焉しないためにも、2、3本目の矢である「財政政策」と「成長戦略」はもちろんのこと、経済の活力を根本から取り戻す消費減税が必須となってくるだろう。

 

日本の経済成長は誰しも願っている。その活力の源は、国会ではなく市場にある。血の通った政策をすれば、おのずと国民の活力が戻ってくるだろう。

(HS政経塾 水野善丈)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『資本主義の未来』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1353

幸福の科学出版 『創造する頭脳』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1367

【関連記事】

2016年1月30日付本欄 大川総裁が講演でマイナス金利導入に言及「資本主義の精神を傷つける」http://the-liberty.com/article.php?item_id=10854

2015年1月号 実は「自由」でない日本―「自由の大国」を目指して(Webバージョン) - 編集長コラムhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=9134

2014年6月号 自民党が選挙後 幸福実現党を後追いする理由http://the-liberty.com/article.php?item_id=7727

Web限定記事 アベノミクスはなぜ失敗した? 資本主義はもはや限界なのか?http://the-liberty.com/article.php?item_id=8838

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映画「UFO学園の秘密」がディングル国際映画祭上映作品に選出

2016-02-13 15:42:18 | 映画・ドラマ・芸能・スポーツ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10906

昨年日本公開された映画「UFO学園の秘密」(英語タイトル"The Laws of The Universe‐Part0")が、アイルランド・ディングルの街で開催される第10回 ディングル国際映画祭において、"ANIMATION DINGLE/Animated Feature Film(長編アニメ映画部門)"に選出され、上映されることが決まった。

 

ディングル国際映画祭は、2006年に設立され、アイルランドでは、アニメーション部門を取り入れた最初の映画祭として知られている。アメリカのアニメ専 門誌「Animation Magazine」で世界トップ25の国際映画祭に選ばれるなど、アニメーションに定評のある映画祭だ。

 

「UFO学園の秘密」と同じ部門で選出された他の作品は以下のとおり。

 

  • 「Yellow Bird」(フランス)
  • 「Battle of Surabaya」(インドネシア)
  • 「Two by Two」(アイルランド)
  • 「The Stressful Adventures of Boxhead and Roundhead」(イギリス)

 

映画祭は3月17日~20日に開催され、「UFO学園の秘密」の上映およびセレモニーは、18日~19日に行われる。

 

【UFO学園の秘密 最新情報】

映画「UFO学園の秘密」DVD・ブルーレイ発売決定!http://laws-of-universe.hspicturesstudio.jp/pt0/2016/376/

2月17日発売(全国の書店、CDショップ、Amazon、幸福の科学出版サイト)

【関連記事】

2015年11月6日付本欄 アカデミー賞長編アニメ部門審査対象に日本から「UFO学園の秘密」他3作品http://the-liberty.com/article.php?item_id=10430

2015年10月14日付本欄 UFO目撃情報多数! 「UFO学園の秘密」上映の様子を観に来た宇宙人?http://the-liberty.com/article.php?item_id=10308

2015年10月10日付本欄 映画「UFO学園の秘密」舞台挨拶 「世界の人々に観て欲しい」http://the-liberty.com/article.php?item_id=10294

2015年11月号 検証:地球に来ている宇宙人 / 目を覚ませ! UFO後進国ニッポン スター・ウォーズは「事実」だった?http://the-liberty.com/article.php?item_id=10206

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参院選 岡山選挙区 「努力が報われる社会づくり」目指すたなべ雄治氏が出馬表明

2016-02-13 15:39:19 | 幸福実現党

子供の不登校や、校内暴力などの問題行動を起こす割合が全国で最も高い岡山県。学力低下も指摘されており、例年、全国の学力ランキングでも低位にとどまっている。もともとは教育県として知られていたが、教育改革は待ったなしの状態だ。

 

このような現状に強い危機感を抱く2016年参院選の幸福実現党・岡山県選挙区公認候補のたなべ雄治氏は11日、出馬表明の記者会見を行った。

 

幸福実現党は、努力してさまざまな経験を得ることが、人生の目的だと位置づける。こうした人生観に共鳴したたなべ氏は、「既存の政治家には『善悪の判断基 準』がなく、国内外の難問に対処できていないため、『努力が報われる社会づくり』を目指し、立候補を決意しました」と会見で述べた。

 

たなべ氏が、特に熱意を込めて訴えたのが「教育政策」だ。

 

努力することや人生の意味を教える教育は、「努力が報われる社会づくり」に欠かせない。偉人の人生の研究や道徳教育を通して、生きる意味を子供に教えるとともに、子供たちが自信や誇りを持って努力できるよう、自虐史観を払拭する教育の実現を目指している。

 

その他にもたなべ氏は、幸福実現党が2009年の立党以来訴え続けている主要政策 (1)「消費減税による景気回復」と(2)「憲法9条改正による国防強化」について、次のように語った。

 

  • (1) 2017年には消費税を8%から10%へ増税する方向性が固まっているが、民間企業が「努力したら成功して豊かになれる」と思える社会を創るためには、増税ではなく減税が必要だ。

 

  • (2) 努力が報われる社会を創っても、国が守れなければ意味がない。北朝鮮の核実験やミサイルの危機が目前に迫る今こそ、憲法9条の改正や、自由と平和を大切にする国々と手を結ぶことで、国を守る努力をする必要がある。

 

「努力が報われる社会」こそが、発展の未来を拓くことができる。そのような信念を感じさせる会見となった。

 

【関連URL】

幸福実現党 公式サイトhttp://hr-party.jp/

【関連記事】

2015年9月17日付本欄 小学生の暴力事件過去最多 家庭と学校の"霊的磁場"を整えることが急務http://the-liberty.com/article.php?item_id=10175

2014年2月17日付本欄 岡山県が少年非行対策強化 教師は「警察官」的役割も自覚せよhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=7377

2016年2月10日付本欄 参院選 新潟選挙区 国防強化を訴え続ける横井基至氏が出馬表明http://the-liberty.com/article.php?item_id=10896

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【かんたん解説】マイナス金利は良いこと?悪いこと?

2016-02-13 15:08:04 | 政治・国防・外交・経済

[HRPニュースファイル1567]http://hrp-newsfile.jp/2016/2623/

本日は、幸福実現党・政調会長 江夏正敏ブログより、日銀が行った「マイナス金利についてお送りいたします。

文/幸福実現党・政調会長 江夏正敏

マイナス金利について議論がなされています。

この問題に関して、幸福実現党の大川隆法総裁が、1月30日の「真実の世界」大講演会で、わかりやすく解説されましたので、紹介いたします。

◆マイナス金利の導入目的

銀行は国民からお金を預かっていますが、そのお金が余ったら、日銀に預けます。今までだと、預けたら0.1パーセントぐらいの利子がつくので少し儲かりました。

ところが、これから銀行が余ったお金を日銀に預けると「金利をマイナス1パーセントにするぞ」と言っているわけです。

マイナス1パーセントにするということは「預金を預かるのはタダだけど、手数料取る」と言っているのと同じです。すると、銀行は日銀に預けたら損をすることになります。

だったら、お金を日銀に預けないで、企業に貸したり、株を買ったり、国債を買ったり、お金を何かに使おうとします。その結果、強制的に消費者マインドを目覚めさせようとしているのです。

◆「蓄えをなくしてどんどん使え」ということ

マイナス金利というのは、ヨーロッパでも導入されていますが、実は本当はあまりいいことではないのです。

個人に対しては「全部使ってしまえ」「お金持っていたらお金が減るぞ」と言っているようなものです。

企業に対しては「お金を儲けて、溜まったお金を銀行に預けてもいいことはないよ」「どんどん使いなさい、今すぐ使いなさい」と言っているのです。

要するに「蓄えをなくして全部使ってしまえ」と言っていのです。「江戸っ子みたいに宵越しの金を持たないようにしろ」という命令が、政府から出ているのです。

◆一時的なカンフル剤

一時的な景気対策としては有効かもしれません。お金が使われるので、参院選ぐらいまではいい結果が出るかもしれません。株価が下がっているのが上がり始めたり、無駄な金の投資が起きたりします。

そういう意味で一時的に景気はよくなるかもしれません。

◆資本主義の精神を傷つける

しかし、経済学的に見た場合、これは間違っていると言わざるをえません。マイナス金利は、資本主義の精神を傷つけているからです。

資本主義の精神というのは、二宮尊徳翁が言ったとおり、積小為大、小さくても積み立てていって、だんだん資本を大きくして、そして事業を行い、大きな儲けをして、経済の規模を大きくしていくことです。

◆資本の蓄積ができなくなる

マイナス金利は、お金を貯めたら損をする制度です。お金が貯まりません。みんなが、お金が入ったらすぐ使う体制になっていくのですから、資本の蓄積ができなくなります。

そうすると、資本主義として大きな事業にチャレンジし、大きな経済規模をつくって、大きな利益を上げる方向に動かなくなります。

一時的にはカンフル剤として効くかもしれませんが、将来的には資本主義経済としての拡大を止める効果があるのです。

◆日銀が無理をして財務省の見識不足をカバーしている

これは、日銀の黒田総裁が2パーセントの成長を支えるためにやむなく頑張っているとも言えます。本当は苦しいのだと思いますが、財務省が言うこときかないから、日銀でやれるだけのことをやろうとしているのでしょう。

黒田総裁には少し気の毒な感じがしますが、結果的に選挙向けの騙しの加担をさせられているとも言えるのです。

◆ミニバブルを起こし幻惑しようとしている

本来は、幸福実現党が言っている通り、消費税上げてはいけなかったのです。デフレ脱却が第一なのです。

デフレ脱却して、経済成長の軌道に乗ったら、増税しなくても税収は増えるに決まっているのです。デフレ脱却がほぼ不可能な見通しが出てきたので、マイナス金利まで導入したのです。

目先の株を買わせて株価を上げ、景気がいいように見せようとしています。ミニバブルを起こしてみんなを幻惑しようとしているのです。

◆消費税を上げてはだめ

これは短期的な選挙対策にはなるかもしれませんが、長期的には日本の経済的発展を傷つける行為です。

アベノミクスの元のスタイルはいいので、原点に戻って幸福実現党が提言しているように消費税を上げてはだめなのです。「増税すれば景気が回復する」というような財務省の理論は、当たるわけありません。

今からでも遅くないから、来年春の消費税を2パーセント上げるのを止めるのは当然ですが、8パーセントに上げた税率も考え直したほうがいいでしょう。

このままでは、デフレのほうに引っ張られて沈んでいくのです。

「マイナス金利という情けない状況」、要するに「銀行に預金を預けても、銀行が日銀にお金を預けても、悪いことのように思われる状況」、つまり「利益を上げることを悪いことのように感じられる社会」は、資本主義社会としてよくないことなのです。

それよりも、経済規模が20年間大きくなってないということに対して、もう一段、反省することの方が大切です。

詳しくは、幸福の科学の支部で大川隆法総裁の「真実の世界」を聞いてください。おすすめ致します。

支部は幸福の科学のホームページで探せます。

江夏正敏ブログ
http://enatsu-masatoshi.com/

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大川隆法総裁の講演会「真実の世界」の拝聴はこちらから
「幸福の科学 全国支部所在地」
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司馬遼太郎 没後20年 たった1本のペンで歴史を変えた国民的作家

2016-02-12 14:52:12 | 歴史・歴史問題・戦争

稀代の小説家・司馬遼太郎が亡くなってから、12日で20年が経つ。今月、司馬を偲ぶシンポジウムが開かれたり、NHK番組が放送される予定であるなど、司馬の功績が改めて注目されている。

司馬は1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞し、一躍有名となった。『竜馬がゆく』や『国盗り物語』『花神』『功名が辻』などのヒット作品を手がけ、こ れらはいずれも、NHK大河ドラマの原作にもなった。独自の視点から大局的に歴史を捉えた作風は、「司馬史観」と称され、「国民的作家」の名をほしいまま にした。

今も多くの経営者が座右の書に挙げるのは、日露戦争をテーマにした『坂の上の雲』。ソフトバンク社長の孫正義氏も、『竜馬がゆく』と公言している。なぜ、司馬の作品は、これほど人気があるのか。

 

「英雄史観」で左翼史観に対抗

司馬の魅力について、大川隆法・幸福の科学グループ総裁は、こう語っている。

彼の作品においては、『日本という国の歴史のなかに英雄が現れ、その時代と国とを変えていく』ということの醍醐味が描かれ、これが、 少年心を持って大きくなったような大人たちを揺さぶるところがあります。そして、彼の作品は、先の戦争に敗北して打ちのめされた、戦後の日本人に対して、 勇気を与えました。このことが非常に大きいと思うのです」(『司馬遼太郎なら、この国の未来をどう見るか』)

戦後、蔓延した左翼史観では、偉人の凡人性を強調して、「偉人は偉くも何でもない」という発想を打ち出しがちだ。そうした歴史観に対して、司馬は「天命に基づいた尊い人間はいる」という切り口をもとに、ペン1本で立ち向かったと言える。

 

歴史観は人の心を動かす

歴史学者の磯田道史氏は、ここ200年の歴史観を変えた人物として3人の名を挙げ、その中に司馬を挙げている。残りの2人は、幕末の尊皇攘夷運動に火をつ けた歴史家・頼山陽。そして、戦前、欧米列強に対抗する日本人を勇気づけた、ジャーナリスト・徳富蘇峰だ。いずれも共通するのが、人々の心を突き動かした ことにある。

現代人の中には、「歴史を学ばなくてもいい」「歴史を知らなくても困らない」などと思う人は少なくない。だが、ペンで生み出された歴史観によって、まさに 歴史が動かされてきた流れを見逃してはならない。その意味で、「歴史をつくった歴史家」としての司馬の功績は、後世にも語り継がれるだろう。

(山本慧)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『司馬遼太郎なら、この国の未来をどう見るか』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=786

幸福の科学出版 『新・神国日本の精神』 大川咲也加著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1628

【関連記事】

2010年1月号 小説『坂の上の雲』のまちを旅してhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=881

2014年2月号 吉田松陰からマンデラまで貫く思想 (Webバージョン) - 編集長コラムhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=7244

2015年3月8日付本欄 幕末志士のバイブル『日本外史』を書いた頼山陽を礼賛してみる【3分で学ぶリバティ日本史】http://the-liberty.com/article.php?item_id=9307

2015年2月1日付本欄 吉田松陰の武士道は「山鹿素行」を知らずに語れない!?【3分で学ぶリバティ日本史】http://the-liberty.com/article.php?item_id=9150

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人類とゴリラの分岐点はあるのか? 「ウォーレスの進化論」に立ち返る時

2016-02-12 14:48:03 | 幸福の科学・宗教・科学・医学・SP

人類とゴリラが、1千万年前にアフリカで共通の祖先から分岐したとの説を補強する成果が発表された。11日付の英科学誌ネイチャーが掲載した。

この研究は、日本とエチオピアの研究チームが2007年にエチオピアで発見したゴリラの祖先とされる類人猿の歯の化石のDNA解析を進めたことによるも の。その結果、人類とゴリラが分かれたのは約1千万年前であり、チンパンジーと分かれたのは約800万年前と推定されるとの仮説が示された。

研究チームの一人である「兵庫県立人と自然の博物館」の加藤茂弘主任研究員は、「人類誕生の時期を明らかにすることにもつながる」と述べている。

 

ダーウィン進化論は仮説段階?

こうした研究は、ダーウィンの進化論を基礎として、「人間の起源がサルである」との推測の延長上にある。しかし、ダーウィンの進化論自体に、不十分な点が多く存在する。

それは、サルが自然淘汰の中で突然変異し、人間になる段階で、進化途上の「中間種」がいないことだ。また、人間とサルの精神能力や言語習得が、自然選択によってどのように埋められるのか説明がついていない。

大川隆法・幸福の科学総裁は2012年、進化論についてダーウィンに聞くべく、「進化論―150年後の真実」という題で、死後のダーウィンの霊言を収録した。そこで、ダーウィンの霊は以下のように述べた。


――「途中の段階」の動物というのはいませんね。

ダーウィン: いないんだよ。それがおかしい。そこんところを証明しなきゃいけないんだよ。

――(苦笑)「進化の途中の段階」という生物は発見されていませんので、「ダーウィン進化論」は、まさに仮説の段階ではあるわけですよね。

ダーウィン: うーん、それは確かにな、難しいことは難しいんだよ。

(『進化論―150年後の真実』)

 

実際の科学においても、「サルがヒトに進化した」とするダーウィンの進化論は完全に説明できていない。イギリスの王立協会が2年に一度、優れた業績を挙げた生物学者に授与する賞「ダーウィン・メダル」を日本人で唯一受賞した木村資生氏は、1988年の自著『生物進化を考える』(岩波書店)の中でこう述べて いる。

「今後の残された大きな問題は、表現レベル(形態レベル)の進化と分子レベルの進化の間にどうしたら橋渡しができるかということである」

つまり、遺伝子レベル変化と、生物の形態の変化の間の因果が説明できていないということを示している。この議論は、今でも結論が出ていない。

結局のところ、ダーウィンの進化論は、仮説段階で止まっているのだ。

 

人間とサルは「魂」の違い

進化論のもう一人の父がいる。それが、アルフレッド・ラッセル・ウォーレスであった。彼は、ダーウィンとほぼ同時代に進化論の研究をしていたが、ダーウィ ンと違い、霊魂の存在を認めていた。人間と動物は宿っている魂が違い、進化には神仏などの創造者が介在すると理解していたのだ。

仮説を立てて検証することは、科学の方法ではあるが、仮説を事実と思い込んでいては、真実は見えない。ウォーレスの進化論に立ち返り、白紙の目で人類の進化自体を見つめ直す時がきているのではないだろうか。

(HS政経塾 水野善丈)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『太陽の法』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=153

幸福の科学出版 『進化論―150年後の真実』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=775

【関連記事】

2014年12月21日付本欄 ダーウィンの指摘が証明された? 肉体の進化より魂の進化に注目しようhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=8962

2014年1月6日付本欄 アメリカの33%は進化論を信じていない 「人間の本能」が無神論・唯物論を拒否?http://the-liberty.com/article.php?item_id=7191

2013年2月2日付本欄 「忘れられた進化論の父」ウォーレス没後100周年 進化論と霊魂の存在は両立するhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=5561

─ ─ ─

情況証拠はあるのに

確たる証拠が無い。

こんなところでしょうか。


刑事事件、日本では情況証拠だけでも起訴できて有罪になることがある。

ビンゴってこともあり甲乙つけ難い気もする。

だからそのために科学捜査も発達しているけど。

解決を焦る余り状況証拠だけで判断してちゃ冤罪を招きやすいですよね。


それを踏まえ

「あ、こんなのが発見された!やっぱりこの説がほんとうだ!」

でいいのかな科学者さま及び、文科省さま。

無邪気といえば無邪気だけど、結論を急ぎすぎてないかい。

自分の生きているうちに、言っといた方がその場認められやすいっていう気持ちもわかりますけどね。

後々の評価は辛いものになるでしょう。

また、確実な証拠もないのにわが国の子ども達にこれぞ真実と教える浅はかさついて考えてみたことがあるのでしょうか。

仮説は仮説としてまだまだ研究段階。

わからないなら無理して人類起原を教えなくてもいいのではない。

それか、どうしても教えたいなら「仮説として研究されています」と必ず平行して答えさせる。君達興味あったら研究してねというバトンの意味ですよ。

幸福の科学が掲げる宗教的真実が科学的真実です。

大人にそこがわかるまでは・・・


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進撃の「狂人?」の核開発への対策――消去法で見た「残りの選択肢」とは

2016-02-12 13:59:22 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

[HRPニュースファイル1566]http://hrp-newsfile.jp/2016/2621/

文/HS政経塾スタッフ遠藤明成

◆北朝鮮の“進撃”が止まらない?

北朝鮮は1月6日に核実験、2月7日にミサイル発射実験を行いましたが、核ミサイル開発は、それだけで止まっていません。

産経ニュース(2016.2.10)では、クラッパー米国家情報長官が2月9日に上院軍事委員会に提出した報告書の内容が取りあげられています。

・北朝鮮は、寧辺の実験用黒鉛減速炉(原子炉)を再稼働させ、使用済み核燃料を用いて数週間から数カ月内にプルトニウム抽出を始めることができる。

・寧辺でウラン濃縮施設が拡大。プルトニウムと高濃縮ウランを用いて核兵器の追加生産が可能になる危険性がある。

ここでいう、「黒鉛減速炉」は通常の原子炉とは違い、核兵器をつくるための原子炉です。

要するに、飢えた国民を見殺しにして軍拡を目指す、「人を食った」独裁者は、ウランを濃縮し、軍用原子炉を動かして、核開発に向けて「進撃」する構えを見せているわけです。

◆核ミサイル開発を止められない「具体策」の一覧

北朝鮮に対しては、90年代から様々な「対策」が講じられましたが、過去の経緯を見れば、実際に核開発を止める効果は乏しいことがわかります。

1:95年~00年までに累計108万トンのコメ援助と引き換えに開発停止を要求
→98年にテポドンミサイル発射実験

2:2003年から08年に行われた六か国協議(日、米、韓、中、露、北)
→09年に核実験と長距離ミサイル発射実験、12年に長距離ミサイル実験。

3:「対話」路線(14年に日本は制裁緩和)
→15年に無回答。16年に核実験とミサイル実験で「返答」

4:経済制裁
06年以降、日本は北朝鮮籍者の入国禁止、北朝鮮籍船の入港禁止、北朝鮮に送る貨物の輸出禁止、北朝鮮からの貨物の輸入禁止などを講じてきたが、今日まで北朝鮮の核ミサイル開発が続く。

制裁強化は必要ですが、過去の経緯を見る限り、これだけで北朝鮮の核開発が止まるとは考えにくいのが現実です。

◆本当に有効な「対策」として残るのは何?

実際は、日本が外交で北朝鮮に行使できる影響力は限られています。

しかし、抜本的な防衛力の強化を図ると「軍国主義者だ」「東アジアの緊張を高めている」等とマスコミから批判されるので、支持率低下を恐れた過去の政治家たちは、前掲の対策を講じて、国民に「努力している」姿を見せようと試みてきました。

ただ、この繰り返しだけでは、もはや、どうにもなりません。

なぜかと言えば、北朝鮮は1月のブースト型原爆実験で核の「小型化」技術を高め、2月の実験では長距離ミサイルの技術水準を高めていることが明らかになったからです。

北朝鮮が弾道ミサイルに核弾頭を搭載するには、小型化技術を向上させ、大気圏外に出たミサイルがもう一度大気圏内に入るための「再突入技術」を確保すればよい、という状況になりました。

ミサイル防衛システムもありますが、百発以上の弾道ミサイルが日本に迫った時、これですべてを落とすことはできません。

そのため、北朝鮮の核開発に対抗するには、核兵器を持った米軍の部隊を日本に展開させるか、日本が北朝鮮からの攻撃を踏みとどまらせるための「抑止力」を持つしかないのです。

◆もしも米軍の核部隊が日本に展開したら?

この場合、1)非核三原則の「持ち込ませず」をなくす、2)NATОと同じように米軍の核を日米で共同運用する、という二通りのパターンが考えられます。

後者は「核シェアリング」と言われますが、この仕組みには、主導権が米軍にあることと、NPT違反にはならない、という二つの特徴があります。

ただ、沖縄返還を契機に核部隊を日本領土から引き揚げた米軍(非公式には、その後も核持ち込みはありましたが)に、このプランを要求することには、高いハードルが待っているでしょう。

◆自国の抑止力を強化するためには

そのため、実現可能性が高い策として、アメリカからの「巡航ミサイル」の導入を提言する人もいます。

米シンクタンクで海軍アドバイザー等を務める北村淳氏は、自衛隊艦艇には1000発程度のトマホークミサイルを搭載可能であり、そのための予算は1200億円程度だとも指摘しています。

これは抑止力強化の一例ですが、他の領域も含めて、日本が広く抑止力を強化するには、防衛予算のGNP1%枠の打破が必要になります。

防衛関係費の多くは人件費や維持費等に費やされるので、平成27年度予算で見ると、主要装備品等の契約に使える金額は、約5兆円の中の1兆円ほどです。抑止力を根本から強化するためには総額を増やさざるを得ないでしょう。

フランスやイギリス、インド、トルコ、シンガポール、韓国などは、2014年に、GNP比で2%以上の軍事予算を使っています(世界銀行HP)。

中国やロシアなどの核保有国に包囲された日本が、GDP比で見て、これらの国々と同じ比率の防衛予算を使ってはいけない合理的な理由は見当たりません。

本年は選挙があるため、自公政権は「外交的な努力」でお茶を濁し、本来、必要な防衛政策の実現には踏みこまない可能性が高いのですが、こうした時だからこそ、幸福実現党が訴える抜本的な防衛強化の具体策が必要だと言えます。

※政策の例(「幸福実現党政務調査会政策提言集2015」より)

・防衛費倍増による抑止力強化

・近隣国の核ミサイルに対処するため、巡航ミサイルなどの敵基地攻撃能力を保有

・非核三原則の撤廃、日米核シェアリングの実施についても検討

 

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北朝鮮への経済制裁 実は、中国の軍事シミュレーション!?

2016-02-11 13:35:51 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

日本を中心に、「北朝鮮包囲網」を作る動きが進んでいる。

北朝鮮が7日に事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。そのことを受け、安倍晋三首相は9日、オバマ米大統領と韓国の朴槿恵大統領と相次いで電話し、北朝鮮制裁の調整を主導した。

安倍首相は米韓両首脳に対し、「各国の強固な連携により、強い決議の迅速な採択に向け、プロセスを加速させたい」と強調。日本独自の制裁措置の強化を検討していることも伝えた。

それに対してオバマ氏は「今こそアクションを起こす必要がある」との考えを示し、朴氏も「日本の取り組みを評価したい」と語った。

 

北朝鮮制裁のカギを握るのは中国

日米韓3か国で「北朝鮮包囲網」を築くことには、中国に圧力をかけるという狙いもある。

中国は北朝鮮と「血盟」関係を結んでいる。北朝鮮に強力な制裁を課すことには依然として消極的だ。

中国は、朝鮮半島が韓国のもとで再統一されることを、かねてより警戒している。北朝鮮がなくなれば、米軍が多数駐留する韓国と、国境を接することになる。そのために、核武装して周辺諸国を威嚇する北朝鮮を、防波堤として利用したい考えだ。

一方の北朝鮮も、「経済制裁がなされても、中国から食糧やエネルギー等を裏で供給してもらう」ことや「ミサイル発射実験をしたあと、北朝鮮がアメリカから攻撃されないよう、中国に上手に対応してもらう」ことを期待している。

北朝鮮への制裁を実効的に行うためには、中国と北朝鮮の関係にくさびを打ち込むことが肝要だ。

 

中国は北朝鮮を使って日米韓の動きを注視している

北朝鮮を野放しにする中国には、さらに深い思惑がある可能性がある。

北朝鮮による3回目の地下核実験を受けて、大川隆法・幸福の科学総裁は2013年2月、エドガー・ケイシー霊による「未来透視リーディング」を行った。

「未来透視リーディング」とは、未来のある時点または特定の地域を定め、そこに意識を飛ばして、同時中継的に報告するという、大川総裁の人類史上かつて例のない霊能力をもって行われるものだ。

その中でケイシー霊は、中国の思惑について次のように述べていた。

 

習近平は、北朝鮮に軍事行動を起こさせてみて、『韓国、日本、アメリカの軍事的な連携、同盟関係がどのくらいのものなのか』、あるいは、『どの程度の機動力をもって反応してくるか』ということを見ています。

 

自分のところの態度をはっきりさせずに、『幕引きできるのは、中国だ』というような、恩を売るかたちの交渉をしてきます。(中略)日本 の防衛能力や、韓国の防衛能力、アメリカの迎撃能力は、どの程度か」「議会や大統領の判断の速度は、どの程度か」というのを見て、自分たち(中国)が本戦 をする前のシミュレーションに使うつもりだと思います

 

日米韓が、北朝鮮の度重なる威嚇に対して、防衛と迎撃の姿勢を固めるなどの対応を取ることは、様子をうかがう中国に対して「我々は、やるときはやる」というメッセージにもなる。

北朝鮮の脅威をチャンスに変えて、アジアの平和を協力して守る姿勢を固めたい。(真)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『正義の法』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1591

幸福の科学出版 『北朝鮮・金正恩はなぜ「水爆実験」をしたのか』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1612

幸福の科学出版 『北朝鮮の未来透視に挑戦する エドガー・ケイシーリーディング』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=914

【関連記事】

2016年2月9日付本欄 北ミサイル発射 沖縄2紙の報道が明後日の方向を向いているhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10893

2015年8月21日付本欄 北がミサイル発射の動き 韓国は最高度の警戒レベル "第2次朝鮮戦争"の予言的中かhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10055

Web限定記事 「"第2次朝鮮戦争"が勃発!?」エドガー・ケイシーによる衝撃の未来透視リーディングhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=5612

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交通革命の歴史と未来ビジョン【その2】

2016-02-11 13:23:36 | 宇宙産業・宇宙・UFO・未来産業

[HRPニュースファイル1566]http://hrp-newsfile.jp/2016/2619/

文/HS政経塾第二期卒塾生 曽我周作

◆自動車の普及は画期的なイノベーションだった

これまで様々な交通革命がなされてきましたが、「19世紀にはいくつか公共交通のイノベーションが起きたが、20世紀の都市では、たった一つの交通イノベーションがすべてを圧倒した。それが内燃機関だ」(『都市は人類最高の発明である』p225)といわれています。

自動車の普及はそれほど大きく交通体系を、そして物流の観点から考えても私たちの生活を大きく変えるものでありました。

自動車があまねく普及することによって、自動車の所有が前提になった街が誕生していくことになりました。そして自動車の存在が支える物流が人々の暮らしを変え、生活を豊かなものとしてきました。

これは逆のいい方をすれば「自動車がなければもはや生活できない」状況を生んだということも意味しますし、部分的にはそのことによるマイナス面も出てきているのは事実であると思います。

しかし、誰もが、思いたった時に、思い通りの場所に、快適に、スピーディに行く事ができる、しかも個々人単位でもそれを可能にし、さらには大量の貨物をスピーディに運ぶことを可能にしたこの交通革命は画期的なものだったといえるでしょう。

◆鍵を握る「動力」と「インフラ」等の技術発明

内 燃機関の発明が画期的な交通革命をもたらしたわけですが、「都市交通では、19世紀末から20世紀の初頭にかけて、低速で高コストの馬車と蒸気機関に代わ り、新たな動力として電気モーターと内燃機関の導入が始まった。まず、電気動力によるチューブ式地下鉄が登場、次いでバスと路面電車が登場し、さらに蒸気 動力であった既存の地下鉄と幹線鉄道の電化も開始された。」(『都市交通の世界史』p63)

以上のように、やはり「動力」が変わることは非常に大きな転換点になります。

現在、日本で日常に運行している電車は電気モーターが主流ですが、その中でも、例えば都営大江戸線や横浜市営地下鉄などで採用されているリニアモーターは、動力としては今までにない新しいものです。

今後建設が進められるリニア新幹線は時速500キロ以上で走る、新しい交通革命を起こす乗り物として期待されています。

さらにリニアモーターを利用したエレベーターなども、今後の開発が期待されるものとして取り上げられてもいます。

また、蒸気機関から内燃機関に移りかわり、自動車の発達によって交通体系は大きく変化を見せましたし、今ではジェットエンジンでジェット機が空の交通を支えています。

同時にそれを支えるインフラの整備も進みました。舗装されていない道を通っていた馬車が、鉄道を敷設しその上を走らせることで摩擦係数が低下し、大幅に効率がよくなりました。

また、地下鉄の建設では、それまでなかった地下の交通インフラの整備がすすみました。

自 動車が走り始めるとアスファルトなどによる舗装が進み、さらに機能的に移動できるようになっていきましたし、高架鉄道や高架を使った道路網は、それまで存 在しなかった空中方向への立体的な交通インフラの整備が進められてきました。また、今地下を通る首都高の建設なども進められています。

さらに、「航空機」の登場により、乗り物はもはや何かの上を走るものではなく、飛行場などの離着陸できるインフラと管制機能があれば、空を自由自在に飛ぶことができるようになりました。これによって、空中すらも、交通インフラに変えてしまいました。

今後はそれがさらに宇宙空間をも利用して、例えば東京~ニューヨーク間をわずか2~3時間程度で結びつけるような、新しい画期的な航空機の誕生につながっていく事も期待されているところです。

将来的に反重力装置などの発明によって、新しい動力源が開発されれば、空を飛ぶ車の実現も夢ではないかもしれません。そしてその時には、その「空飛ぶ自動車」を支える新しいインフラの発明が必要になります。

また、自動車運転の自動化の流れも進められようとしています。そのように未来に実現の可能性をもつ種子がたくさん育てられています。

いずれにしても、新たな「動力」や「インフラ」等の「技術発明」が今後の交通革命を起こす大きなカギを握るでしょう。

その意味でも理系の天才の誕生が期待されるところです。

交通革命の歴史と未来ビジョン【その1】
http://hrp-newsfile.jp/2016/2562/

 

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香港の警官隊が市民に威嚇発砲 香港繁栄の理由に目を向けよ

2016-02-10 13:48:40 | 香港・台湾・フィリピン・アジア

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10892

香港・九龍地区の繁華街、旺角(モンコック)で、9日早朝、中国政府に批判的な若者らデモ隊数百人と警官隊が衝突した。警察当局はデモの参加者ら24人を逮捕した。

 

 

急進民主派の反中勢力が多かった

香港の春節(旧正月)の元日にあたる8日、行政当局は違法屋台の取り締まりを行った。フィッシュボールなどを売る屋台の撤去を警官隊が手助けしようとしたところ、集まった多くの市民が抗議とともに暴徒化。レンガやゴミ箱を警官隊に投げ付けたり、数カ所に放火したりした。

 

これに対し警察は催涙スプレーや放水で対応。また暴動を制御できないと見たことから威嚇発砲を行った。この衝突で、警察官など40人以上がけがをしたという。

 

今回の騒乱は、2014年に起きた雨傘革命以降、最も激しいものとなった。雨傘革命は、中国政府が、香港の次期行政長官選挙について、実質上、親中派しか就けないような仕組みとしたことに対し、学生らが民主化を要求したものだった。

 

今回、屋台の加勢にかけつけた数百人の市民は、「本土派」と呼ばれる急進民主派の反中勢力が多かったとされている。

 

 

「中国人」ではなく「香港人」

今回の衝突のきっかけは、違法な屋台営業の取り締まりということであり、暴力に訴えるのは行き過ぎとも思える。しかし、中国による締め付けが強くなっていることへの不満の表れでもあるだろう。

 

暴動の主力となっていたとされる「本土派」は、雨傘革命に代表される学生の動きと並行して拡大してきた勢力だが、同一ではない。従来はリベラル系、社会民主主義系の政治勢力で、あくまでも一国二制度の枠内での民主化推進派だったが、現在では、香港のローカルな権利擁護を訴えて、一国二制度の枠を超えて「香港基本法の枠組みの打破」「香港憲法制定論」を提唱する党派も出現してきたという。

 

彼らの多くは、自分は「中国人」ではなく「香港人」と認識している。

 

 

香港の中国化ではなく、中国の香港化を

香港では、中国へ返還されてから50年の間は、軍事と外交以外の高度な自治権を認めるという一国二制度が認められている。言論・集会・結社などの自由が、中国本土よりも広く許されているのだ。

 

しかし中国共産党の締め付けは強くなってきており、近年、大きな話題になった雨傘革命だけでなく、最近も、中国共産党体制や習近平国家主席を批判する書籍を取り扱う香港の書店関係者らが中国当局に拘束された。

 

中国共産党が喉から手が出るほど欲しがる香港の繁栄は、「一生懸命働けば儲かる」という、資本主義経済や自由競争の結果もたらされた。香港の自由が中国本土のように制限されるのではなく、中国本土を香港のように自由化する方が、多くの人が繁栄を手にできる機会が増えるだろう。香港の自由を守るために、国際社会も継続して注意を払っていく必要がある。

(HS政経塾 表奈就子)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『国際政治を見る眼』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1307

【関連記事】

2016年1月8日付本欄 香港で反中の書籍関係者が失踪 中国から香港の「自由」を守れhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10739

2015年10月17日付本欄 香港から消える中国本土の「禁書」 自由を求める心は奪えないhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10320

2015年9月20日付本欄 中国では許されない安保法制への抗議活動 自由を守るために「抑止力」が必要http://the-liberty.com/article.php?item_id=10186

─ ─ ─

中国共産党が喉から手が出るほど欲しがる香港の繁栄は、「一生懸命働けば儲かる」という、資本主義経済や自由競争の結果もたらされた。


中共は日本に対してもそうだけど、自分のものにした途端繁栄がシュルルルル~ッと消えるのよ。

で、荒地だけが増えていく。

そんな簡単なこともわかんないかなぁ


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北ミサイル発射 沖縄2紙の報道が明後日の方向を向いている件

2016-02-10 12:30:29 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10893

北朝鮮が発射した長距離弾道ミサイルが上空を通過した沖縄の2紙「琉球新報」「沖縄タイムス」が、日本政府のミサイル防衛の対応について、興味深い報道をしている。

 

今回、政府は、最悪の事態を想定して、南西諸島への自衛隊増強や迎撃ミサイルPAC3を石垣港の一角に配備するなどした。

 

 

PAC3配備は自衛隊の沖縄配備の地ならし?

まずは、2紙の考え方がよく分かる箇所を引用してみよう。

 

「ミサイル発射に乗じた自衛隊配備の地ならしは許されない。(中略)住民向けに『頼りになる自衛隊』の演出を狙ったPAC3の配備だった」(5日付琉球新報社説)

「配備は南西諸島への自衛隊増強の『地ならし』との見方もある。危機管理に万全を期すのは当然だが、一方で、冷静な受け止めも大事だ」(5日付沖縄タイムス社説)

 

両紙とも、ミサイル防衛は、沖縄を守るためでなく、「自衛隊配備の地ならし」と捉えたようだ。それは、今回の北朝鮮の計画では、ミサイルは日本上空の大気圏外を飛行するため、配備されたPAC3が役に立たないという理由からだ。

 

しかし、そもそもミサイル発射日も無視した北朝鮮が、計画を変更して、日本にミサイルを撃たないとは限らない。国家として常に最悪を想定し、PAC3を配 備するのは、当然のことである。PAC3配備を「自衛隊配備の地ならし」とするのは、議論が明後日の方向へ向いていると言わざるを得ない。

 

ミサイル発射後の8日付の琉球新報の記事はもっと"飛ぶ"。

 

「軍事的な緊張を一層高める危険な領域に近づいている」と理解を示しながらも、「今回の発射を機に、北朝鮮の核を抑止する上でほとんど機能しない在沖米軍基地の必要性が、ことさら強調されることがあってはならない」と、米軍不要論にまでなっている。

 

 

すべて「外交」「対話」で解決するのか?

しかし、さすがの沖縄2紙も、北朝鮮への脅威は認識している。では、どのように沖縄を守ろうと主張しているのだろうか。

 

「『外交解決は困難』との見方が国際社会に広がり始めたことは危険だ。あくまで包囲網を狭める外交努力によって、北朝鮮の軟化を引き出し、核とミサイル開発を止める方策を探らねばならない」(8日付琉球新報社説)

「朝鮮半島非核化に向け関係国が本気になって取り組むべきだ」(8日付沖縄タイムス社説)

 

簡単にまとめれば、諸外国と協力して、北朝鮮と対話し、北朝鮮の軟化を引き出し、「核ミサイル開発」をやめるようにお願いすることが解決策のようだ。

 

 

「外交」は実行力の担保があって機能する

しかし、こうした考えに対して、大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『正義の法』(幸福の科学出版)の中で、次のように述べている。

 

「国際法や、国際機関による判断もあるとは思いますが、実行力の担保がなければ、言うことをきかない国が現にあるということも事実なのです。そういう意味で、やはり、勇気を持って決断しなければいけないところもあるのではないでしょうか」

 

やはり、北朝鮮に、これ以上、悪を犯させないためにも、日本は自国を防衛する機能に対して否定的になるべきではない。実行力の担保があってこそ、「外交交渉」も意味をなしてくる。

 

誰しも平和を願っている。しかし、それが現実逃避となり、単なる事なかれ主義になってしまっては、根本的な問題解決にはつながらない。

(HS政経塾 水野善丈)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『正義の法』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1591

幸福の科学出版 「沖縄の論理は正しいのか?―翁長知事へのスピリチュアル・インタビュー―」大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1459

幸福の科学出版 『北朝鮮・金正恩はなぜ「水爆実験」をしたのか』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1612

 

【関連記事】

2016年1月15日付本欄 幸福実現党・金城氏が出馬表明 参院選・沖縄選挙区でhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10765

2015年10月15日付本欄 翁長知事の埋め立て承認の記者会見に違和感 民主主義を考えるhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10310

2015年12月4日付本欄 翁長知事が意見陳述 沖縄から米軍を追い出す危険性を考えよhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10573

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ミカンコミバエ対策―官民連携した防除徹底の重要性

2016-02-10 11:39:04 | 政治・国防・外交・経済

[HRPニュースファイル1565]http://hrp-newsfile.jp/2016/2617/

文/幸福実現党 鹿児島県本部 副代表 兼 HS政経塾 4期生 松澤 力

◆約1,398トンのタンカンを大量廃棄

昨年、鹿児島県・奄美大島では、果実に卵を産み付けて、腐らせてしまうなどの深刻な被害を及ぼす害虫の「ミカンコミバエ」が見つかりました。

ミカンコミバエのまん延防止や根絶に万全を期すため、植物防疫法に基づき昨年12月13日から緊急防除が開始されています。

緊急防除に伴って、農林水産省は奄美大島のポンカン・タンカン・マンゴーなどの果実全般とトマト・ピーマンなどの果菜類全般に移動規制を決めました。

移動規制はミカンコミバエが確認された地点から半径5キロの対象作物にかかるため、奄美大島全域の対象区域となり、移動規制の期間は2017年3月まで長期間続く予定です。

奄美大島では、ポンカンやタンカンなどの果物を島外へ出荷する農業が地域の基幹産業の一つとなっています。

タンカンは年生産額が4億円を超える奄美大島の特産品です。

しかし、今回のミカンコミバエ被害と緊急防除による移動規制により、昨年からの1月29日までの累計で、規制品目の全廃棄量の8割以上を占める約1,398トンのタンカンが廃棄されています。

また、ポンカンも約264トン廃棄されています(2/4奄美新聞)。規制対象作物は、国が県を通じて買い上げて廃棄することになっています。

◆再び侵入した国際的な大害虫

ミカンコミバエは体長6~7.5ミリメートルで、幼虫は柑橘類、バナナ、パパイヤ、マンゴーのほか35科にわたる生果実などの植物につく国際的な大害虫で、東洋の熱帯・亜熱帯・ハワイに広く分布しています。

日本では、小笠原諸島と奄美大島より南の南西諸島に分布することは知られていましたが、第2次世界大戦後、大害虫であったウリミバエの北上とともに、1974年には鹿児島県の屋久島と種子島にも侵入しました。

ミカンコミバエの雄成虫は、メチルオイゲノールという誘引物質(フェロモン)に極めて効果的に誘引されるため、殺虫剤とメチルオイゲノールを混合した製剤が当時開発され、ミカンコミバエ防除に大きな成果をあげました。

さらに、不妊化したミカンコミバエを人工的に増殖して野外に放つ、大規模な不妊虫放飼法によって根絶防除事業が生息地で順次行われてきました。その結果、1993年8月に与那国島での誘殺を最後に根絶が確認されたことをもって日本ではミカンコミバエが絶滅していました。

その後、再侵入に対する警戒は続行されていましたが、昨年奄美大島へミカンコミバエの再侵入が確認され、35年ぶりに対象作物の移動規制がかかる事態になりました。

◆官民連携を強化した防除徹底の重要性

前回、ミカンコミバエの侵入から根絶まで12年を要した背景には、喜界島に侵入したミカンコミバエが他の群島全域に拡散して定着したという経緯がありました。

現在、過去の教訓から、まずは奄美大島内での根絶を目指した対策が懸命に行われ、他の島への侵入防止の警戒が続いています。

鹿児島県庁大島支庁によると、昨年11月16日~12月4日の1回目の航空防除では、奄美大島の約4万ヘクタールにミカンコミバエを駆除する誘引板 約12万2000枚が散布され、さらに2月5日までに2回目の航空防除で約15万枚の誘引板が散布されています。

また、地上でも各市町村で行政担当者や若手の生産農家の方々も参加して誘引板の設置が進められています。

ただ、ミカンコミバエの寄生場所である寄主植物は、放置された農園や空き家などもあるため、行政や農業関係者の方々の対策と同時に、民間企業や住民の方々とも連携を強化した駆除も重要となります。

12月以降、奄美大島のミカンコミバエの誘殺数はゼロが続いておりますが、気温が上昇しミカンコミバエの活動が活発となる今後の防除対策がより重要となります。

地元の基幹産業を守るとともに、日本の農業を守っていくため、官民連携を強化した防除対策の徹底が求められます。

多くの方々にミカンコミバエ問題の深刻さと、対策の重要性を理解していただくため、私もさらに努力して参ります。

 

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正義のヒーロー「レインボーマン」は北の核実験とミサイルを予言していた?

2016-02-09 09:44:11 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10889

映像作品のなかには、後から見直すと、未来を予見しているものがある。1972年から約1年間放映された特撮番組「愛の戦士レインボーマン」(原作・川内康範)もその一つで、今でも、その「予言」性がネット上で話題になることがある。

あらすじはこうだ。

日本の青年「ヤマトタケシ」は、インドの山奥で出会った老師のもとで修業し、「如来」から超能力を授かる。そして「己の欲を捨て、多くの人々のために尽くす愛の戦士」レインボーマンとなった。彼は、日本人抹殺を企む反日結社「死ね死ね団」と戦うことになる。

 

子供番組に不似合いなほど現実的な作戦

「死ね死ね団」の作戦は、子供番組には不似合いなほど現実的である。たとえば薬物で人々を自殺させる。邪教団を使って、職人を拉致して作らせた偽札をばらまき、日本経済を崩壊させる。産油国のタンカーを爆破して日本のエネルギー供給を断つ。人工の大津波を起こす――。

このストーリーをつぶさに見ると、最近まで年3万人台になっていた自殺者数や、邪教団オウムの暗躍、「偽札大国」北朝鮮による邦人拉致や、東日本大震災の大津波など、国難と符合する点が多い。また、「如来の力」や「愛」という言葉に象徴される宗教的な「正義」のパワーが国難と戦う、ということをも予見していたようにも感じられる。

また、「死ね死ね団」の首領「ミスターK」は、最後まで日本人皆殺し作戦の手を緩めない。山中で核兵器級の威力を持つ新爆薬の実験をし、日本各地へのミサイル攻撃を準備する。そして「処刑台につかなければミサイルを発射するぞ」と脅し、日本人の命を"人質"にヤマトタケシを十字架にかけようとまでするの だ。これは、日本を取り巻く北朝鮮の状況と一致している。

 

現実との不思議な符合――ミスターK

2016年1月の北朝鮮による水爆実験と、その後の弾道ミサイル実験の動きを見ると、「ミスターK」は、「ミスターKim」=「金正恩」であるかのよう だ。金正恩守護霊への緊急インタビュー『北朝鮮・金正恩はなぜ「水爆実験」をしたのか』(幸福の科学出版)で金第一書記の守護霊は、水爆で日本人一億人の 「皆殺しができる」と豪語している。

「ミスターKim」に対して、私たちは必要な対応をしなければなるまい。(賀)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『北朝鮮・金正恩はなぜ「水爆実験」をしたのか』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1612

【関連記事】

2016年2月7日付本欄 ミサイル発射の北朝鮮 核開発が超えつつある"一線"とは?http://the-liberty.com/article.php?item_id=10885

2016年1月29日付本欄 北朝鮮が弾道ミサイル発射準備か 日本は「撃たせない体制」をhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10849

2016年3月号 金正恩は核を使う - 北朝鮮「水爆実験」の脅威から目を背けるなhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10831

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農水産物の輸出額が過去最高に 日本産品の強さと感謝の心

2016-02-09 09:38:31 | 政治・国防・外交・経済

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10888

2015年の農林水産物・食品の輸出額が前年比21.8%増の7452億円となり、3年連続で過去最高を更新したことを、このほど農林水産省が発表した。

 

着実に高まる日本産品の需要

日本の農林水産物・食品の輸出額は2012年までは5000億円前後にとどまっていた。

だが、2013年に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことで、日本食への評価が世界的に高まった。加えて、現在は円安で日本産品に割安感が出てい ることや、東日本大震災後に輸出先の国が行っていた、日本の農産物の輸入規制を緩めたことも追い風になったと見られている。

こういった外部環境の要因から、輸出額の増加は円安による見かけ上のもの、という見方もある。

しかしこれに対して、農林水産省は、「食品輸出は円建ての代金決済がほとんど(82.1%、ジェトロ調査)」「輸出数量は着実に伸びている」「日本産食品 は一般に価格より品質で選ばれている」と指摘。輸出額の増加は、実際に日本の農水産物の需要が高まっていることの表れだとしている。

この状況を受けて、政府は、農水産物の輸出額を2020年に1兆円にするという目標を、前倒しで実現する方針だ。

 

「TPP発効で農産品の輸出が増える」

日本の農業を取り巻く問題点として、小さな規模の農家を守るために多くの保護が行われているため、企業などの新規参入が阻まれていることが挙げられる。ほ かにも、輸出しても高い仲介コストがかかり、手取り価格が低い状況や、消費者の食の安全に対する関心の高まりから厳格化する傾向にある各国の安全基準を満 たさなくてはならない、などの状況がある。

上記のような問題があり、貿易環境が十分とは言えない今の環境で、今回のようなこの伸び率である。過去最高の輸出額達成は、「日本産品は高い潜在能力を有し、世界的な競争に充分対応できる」ことを裏付けている。

4日に署名式を迎えた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)は、協定発効のための国内手続き整備に移っているが、全国農業法人へのアンケートによると、 「TPP発効で農産品の輸出が増える」という見通しは7割に上ったという(5日付日経新聞)。日本の高品質な農水産業をより強めるために、TPP発効後を 見すえて、国内の規制緩和や法整備を早めることが求められる。

 

自由化による発展と日本の精神性

季節の移ろいや年中行事との密接なかかわりのある日本の食文化のもとには、「豊作や大漁は神の恵みであり、感謝とともに、収穫したものを一番に神に捧げる」という神事がある。

日本の農作物が世界に広がる時代が近づきつつある現在、こういった日本の「収穫への感謝の心」をもう一度振り返ることも有意義だろう。

(HS政経塾 表奈就子)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『豊受大神の女性の幸福論』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1305

【関連記事】

2015年11月26日付本欄 TPP政策大綱が決定 「攻めの農業」の体現者である農業経営者の後押しをhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10548

2015年08月17日付本欄 いま知っておきたい、3つのTPPのカッコいい説明 <前編>http://the-liberty.com/article.php?item_id=10041

2015年08月23日付本欄 いま知っておきたい、3つのTPPのカッコいい説明 <後編>http://the-liberty.com/article.php?item_id=10095

2012年1月号 TPP参加で輸入大国の責任を果たせ "Newsダイジェスト"http://the-liberty.com/article.php?item_id=3381

2011年06月10日付本欄 TPP参加こそ農業再生への道http://the-liberty.com/article.php?item_id=2154

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