「介護もトライアスロンも楽しんで」

95歳の母を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年数回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

内視鏡手術ロボット「ダヴィンチ」

2010年01月13日 09時41分46秒 | 心臓手術などに関すること

一昨日(11日)にネット上の心臓掲示板に心房中隔欠損症のロボット手術を受けられた「シンゾウ ケンイチ」様の投稿を見つけました。早速その方のブログとロボット手術をしている心臓血管外科医 渡邊剛先生の公式Webサイトを拝見いたしました。

渡邊剛先生の公式Webサイトでは今日現在のところロボット手術についてのページは内容の表示がなく、「準備中もう暫くお待ち下さい」ということですが、同じページに「21世紀医療」にロボット手術に関する記事が掲載されているとのことで、
そのページも拝見したのです。

このページの記載内容を箇条書きしますと以下の様になります。


内視鏡手術ロボット「ダヴィンチ」

・ 小さな穴から内視鏡を挿入し、その画像を見ながら行う手術。
・ このロボット「ダヴィンチ」は3本の腕を持ち、1本は内視鏡。2本は切除や縫合などを行うほか、電気メスなどの器具を取り付けることもできる。
・ この腕はロボットが自動で動くのではなく、医師が内視鏡を見ながら3本の腕を遠隔操作する。
・ 内視鏡手術は高度な技術が要求されるが、ロボットを利用することで執刀医の負担を軽減することが出来る。
・ 医師の操縦で腕を5ミ動かすと、ロボットの腕の先は1ミリだけ動く。つまり、医師は5倍に拡大した状態でロボットのメスなどを微細に動かせるため、ベテランでも苦労する精密な手術が可能になった。
・ 身体に内視鏡などを挿入する穴を開けるだけなので、患者への負担が極めて少ない。感染症などの心配もない。
・ 普通の切開手術では1週間以上の入院が必要だが、ほとんどの方が3日で退院している。
・ 医師の操縦装置とロボットの操作部分は機械的に直結していないため、遠隔地での手術も可能。拠点を設置すれば、東京で行う手術を地方で受けられるようになる。いわば究極の内視鏡手術と表現できる。

というものです。既に心房中隔欠損症や僧帽弁の形成手術で活躍しているそうです。

いやはや、凄いですね。驚きました。このロボットを使った手術でも人工心肺を使って、一旦心臓の動きを止めるそうですが、内視鏡とロボット操縦で大静脈遮断や人工心肺からの血液を大動脈へ戻すための管を大動脈に接続させたりする訳でしょうから、いくら5倍に拡大した状態といえども、開胸手術で行うそれとくらべればやはり大変な作業だと思います。

そして、私は昨日このロボットを使って私と同じ心房中隔欠損症の手術を受けられた「シンゾウ ケンイチ」様に私のHPに彼のブログへのリンクを貼ることへのご了解を得ようとメールで問い合わせたのです。すると程なく返事があり了解を得ることが出来ました。彼は私と同い年で、同じ病気の手術をした者同士、更にその手術方法が異なっていることが私にとってはとても興味深く思われ、これから術後のことなど情報交換させていただきたいと思っているのです。

彼の受けたロボットによる手術を入れると心房中隔欠損症の手術としては、現在次ぎの3つの方法があるのです。

1.従来からの開胸手術
2.AMPLATZER心房中隔欠損症のカテーテル治療
3.内視鏡を使ったロボット手術

それぞれに長所、短所があるのでしょうが、複数の治療・手術方法があるのは患者にとってはとてもありがたいことです。例えば2.のカテーテル治療は心臓の動きを止めることなく(人工心肺を使わない)欠損孔を閉鎖でき、傷跡も小さくて済むのですが、その孔の場所や複数の孔がある場合は治療は出来ないのです。しかしこの場合でも3.のロボット手術であれば可能らしいですね。また弁膜症の手術も同時に出来る様なのですばらしいと思います。
患者がそれぞれ自分の症状に合った方法を選ぶことができるのというのは本当にありがたいことです。今後は更に治療・手術方法が増えることを望むのは多くの患者やその家族の方々が望むことではないでしょうか。

このロボット手術については今後も情報を集めていきたいと考えています。

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久々のジョグ

2010年01月13日 09時23分47秒 | トレーニング

右膝の具合を見ながらいつ走り出そうかと思案していました。

今朝起きてすぐはまだ多少の痛みを感じたのですが、しばらく時間が経つと足踏みをしても痛みを感じなくなっていました。そろそろジョグに出かけてみようかと思い、8時から久々のお地蔵さんコースを1周(9km)してきました。しかし、走り始めるとやはり膝が痛みます。止めようかどうしようかと一瞬迷いましたが、少し走ってから様子を見ようと考え直し、そのままゆっくりペースでジョグを続けました。

多少の痛みは感じたままでしたが、やはり走っていると気持ちが良いですね。ゆっくりジョグで9kmを55分45秒。自宅に戻るまでに結構な汗をかくことができ、久々にさっぱりした次第です。

帰宅後は入念なストレッチとアイシングです。明日もまた走れると良いのですが。

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