大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆奇妙な恐怖小説群
☆ghanayama童話
☆写真絵画鑑賞
☆日々の出来事
☆不条理日記

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆分野を選択して、カテゴリーに入って下さい。

A,日々の出来事

☆( 1年間366日分の日々の出来事  )

B,日々の恐怖

☆( 日々の恐怖 )

C,奇妙小説

☆(  しづめばこ P574 )                          

日々の恐怖 11月20日 ざっくばらんな話(2)

2017-11-20 18:19:34 | B,日々の恐怖





  日々の恐怖 11月20日 ざっくばらんな話(2)




 それでMは

「 車が何か変だから見てほしい。」

とか言ってきたから、何か出来るわけじゃないけど、取り敢えず駐車場に停めてあるMの車を見に行こうとしたら、Mが、

「 そういえばさっき物置から女の人が見てた。」

って言ってきた。

「 気のせいでしょっ!」

って軽くあしらって、車見に行こうと玄関開けた途端に、物置のドアが物凄い勢いで閉まったのを見てしまった。
 ビックリして玄関閉めて、

「 今の何?」

ってMに聞こうとしたら、急に物置の方からドアをバタンバタン開け閉めする音と、部屋のインターホンが鳴り始めた。
勿論ドアスコープで見ても、誰もいなかった。
 直感で、

“ あ~、こりゃ面倒くせぇやつだ・・・。”

と思ったから、収まるまで部屋で待機する事にした。
 私は実家で、家族のじゃない、

“ パタパタパタ・・・。”

と言う足音とか、オッサンの、

「 おーい!」

と呼ぶ声とか、聞くのに慣れてるから、たいしてビビりもせずタバコ吸いながらボ~っとしてたんだけど、Mは顔真っ青にしながら体プルプルさせて、

「 今までこんな事あったの?」

って聞いてきて可哀想だった。












童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。

-------大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ-------