輸入盤DVDで「ゴッズ・オウン・カントリー」鑑賞しました。
ヨークシャーの田舎の酪農家ジョニー。脳梗塞の後遺症がある父と 母祖母と暮らしています。
酒やドラッグにおぼれ、行きずりの男と関係する、自暴的な生活を送っています。
そこへ期間労働者としてルーマニアの移民ゲオルゲがやってくる。
ゲオルゲの影響もあって、だらしない男が仕事に精出すようになり、そして・・・って話なんですが、初めのほうは敵意むき出し。
お互い快く思ってない感じ。
休憩終わって「おいジプシーそろそろ始めるぞ」・・・みたいに声を掛けたら「その言い方やめろ!」
と怒ったゲオルグゲに押し倒されてしまい(どう見てもこっちのほうが強そう)
しばしドキドキするジョニー
気に食わないやつが気になるやつになった瞬間、でしょうか。
夜になり、ふたりで暖をとりながら、ドキドキ
ゲオルゲにけがをした手を握られてドキドキ
観てるこっちもドキドキがとまりません。
このDVDなんと字幕がなくてそれでもイギリス人の話す英語ってそこそこわかりやすいよね、ね?と思いつつ観たけど、あんまり聞き取れない(ひょっとして地方のアクセントなのか?!)
でも美しい風景と、ふたりの表情が最後まで私を引っ張って行ってくれました。セリフがあまり多くなく、セリフで理解する、というよりも「絵で観る」映画だったからかな、と思いました。
ジョニー役のジョシュ・オコナーはライオット・クラブに出てたみたいなんですけど、あまり印象になく(そういえば後ろのほうにいたかな・・・)すみません、こんなにすてきな俳優さんなのにね。
酪農青年役がとっても似合ってましたが、タキシードも似合ってる!英国紳士だわ。
夏の映画祭で上映、もしくはNetflixで配信してくれないかな。
その前に、セリフのよくわからないDVDをなんども観てしまいそうです
トーキョーノーザンライツフェスティバルで観た2本目。なにをいまさらな2月10日のことです
画家志望の帰還兵トウコ・ラークソネンは第二次世界大戦後の保守的な社会の中で自身のイマジネーションを解放させることを願い、密かに描き続けた。レザージャケットに身を包んだ筋骨隆々男子たちのドローイングで知られる“トム・オブ・フィンランド”の半生を描く。国の恥とまで呼ばれた彼が如何にして世界中からの名声を得たのか。(公式HPより)
トムの理想?の男性。部屋の隅っことか、きがつけば傍にいる。
トム・オブ・フィンランドの絵。
この方の絵は前に見たことがあります。(その時は画家の名前もしらなかったけれど)
エ ロチックでちょっとコミカルでユーモラスな感じ、だけど映画の内容はけっこう重い伝記といったストーリーでした。
トムと妹
トムと妹が連れてきた?下宿人というか間借り人のVeli …美しいシーンでした。
上映後はゲイ・エ ロチックアーティスト 田亀源五郎さんのトークショーもあったし、雪の中行ってよかった!としみじみ思ったトーキョーノーザンライツフェスティバルでした。