ユナイテッドシネマ金沢にて。
かつて直木賞を受賞した小説家・津田伸一。今はデリヘル嬢の送迎の運転手。
ある日人の女に手を出した(やたらとオンナに手が早い)とかでチンピラに絡まれ殴られる。
藤原竜也が調子がよくて情けないけど憎めない感じ。
ひさびさに執筆を始めた新作小説はフィクションなのか現実なのか?津田の担当編集者鳥飼は検証を始めます。
津田行きつけの古本屋の店主、デリヘル事務所の社長、津田がコーヒーショップで知り合ったバーのマスターとその浮気してるらしいヨメ、そして裏社会を仕切っている倉田……
フクザツに絡み合った糸を解いてみたら実は1本だった、そんな感じの話です。
全編富山ロケ、ということで東京のシーンもみんな富山で撮影したそうです。
(以前JMAXシアターでもらったロケ地マップ。私には総曲輪の辺りしか分からなかったけど)
北陸の民には馴染みの8番らーめんの店舗がドーン!と出てきたり、津田が「あっぷるぐりむ」へ向かうシーンでは
「ああ、そんなファミレスあったっけ。富山にはまだあるんだ」と思い出に浸ったり、そんなところも楽しめる映画でした。