ほとり座にて鑑賞。

フランソワ・オゾン監督作品。
アレックス:フェリックス・ルフェーヴル
ダヴィッド:バンジャマン・ヴォワザン
少年たちの夏の恋のものがたりです。
1人でセーリング中に転覆して溺れかけた16歳のアレックス。
助けてくれたのは18歳のダヴィッドで、アレックスを自宅へ連れて行き、お風呂を使わせて着替えを貸して・・・・一緒に映画に行く約束をします。
映画に誘うまでのダヴィッドの言動?が実にスムーズでオミゴトというか気が付いたらデートの約束になっていた。
ダヴィッドのママに誘われてアレックスはダヴィッドの店(マリーンショップ?)でアルバイトを始め、ふたりは急速に親しくなっていく。

ディスコにて

ラ・ブーム・・・・!

この時、ヘッドフォンから聴こえてきたのはロッド・スチュワートの「セイリング」です。
80年代の音楽もいろいろ・・・・!

まぶしい季節に美しい海辺、美しい少年たち。どこをどう切りとっても ”キレイ”、もう、うっとりとするしかない映画でございました。




どれだけ一緒にいても満たされない、というアレックスのダヴィッドへの気持ち。
お互い好きなんだけど「好き」の強さがちょっと違うと「片思い」みたいに悩み苦しむ。
切なくて、苦しい・・・。
原作はエイダン・チェンバースの小説「おれの墓で踊れ」
つきあいだした2人は「どちらかが先に死んだら、残されたほうはその墓で踊る」と約束するのでした。
アレックスの学校の先生役はメルヴィル・プポー、ダヴィッドのママはバレリア・ブルーニ・テデスキ、ふたりとも「ぼくを葬る」に出演していましたっけ。