ユナイテッドシネマ金沢で「ハウス・オブ・グッチ」を観ました。
アダム・ドライバーが知的でスマートでエレガントな…御曹司さま(グッチ創業者一族の3代目マウリツィオ)役がハマってました。
そのパパがジェレミー・アイアンズで、おじさまがアル・パチーノで、従兄弟がジャレッド・レトでってアカデミー俳優だらけの超豪華配役でございます。
偶然を装い御曹司に近づくしたたかな女パトリツィア(レディ・ガガ)
パパは「財産狙いの卑しい女だからやめておけ」と釘を刺したのに、パトリツィアのあの手この手にマウリツィオは完全に墜ちてしまいグッチ家を出てパトリツィアの住む家へ。
マウリツィオは大量のスーツケースを高級車に積み、使用人に運転させて家出するんですけど、お金持ちでも世間的な常識があったならこんなことせんような気がしますた。おぼっちゃますぎるのでしょうか。
やがて子供ができたのとパパが病気をしてすっかり弱気になったのとで、マウリツィオたちはグッチ家に戻り家業を継ぐことに。パトリツィアは家業に口を出すようになる。
レディ・ガガが強くて逞しくて、清々しいまでに嫌なオンナを魅力的に演じています。
登場人物の誰にも感情移入できない、そんなストーリーですが面白かったです。