能登演劇堂で「まつとおね」を観ました。


令和6年能登半島地震復興祈念公演です。
原作・脚本:小松江里子
演出 :中村 歌昇
音楽 :大島ミチル
語り :加藤登紀子
まつ 吉岡 里帆
おね 蓮佛美沙子

豊臣秀吉の妻おねと前田利家の妻まつ。
戦乱の時代をたくましく生き抜いたふたりの武将の妻たちの物語です。
はじめは同じ長屋に住む仲良しのご近所さん同士。
やがて天下人となる秀吉と前田家の基礎を築いた利家。夫の立場は違ってもまつとおねの友情は変わらず、天下泰平を願う心は同じでした。
晩年のふたりが対峙するシーンは魂がぶつかり合っているような激しいものでした。
可憐で可愛らしいおふたりから想像できない。
素晴らしい舞台でした。
能登演劇堂ならではの舞台奥が開放されて外の景色と一体化する演出には圧倒されました。(ちょっと寒かったけど
)

