ユナイテッドシネマ金沢で「フェイブルマンズ」を観ました。
1952年。5歳のサミー・フェイブルマンは両親に連れられて「地上最大のショウ」を観、映画に魅せられます。
母から贈られた8ミリカメラで妹たち相手に撮影を始めます。
父の仕事の関係で一家はアリゾナへ。
成長するにつれて本格的な映画の撮影を始めるサミー。ボーイスカウトのメンバーを演者にして本格的な西部劇や戦争映画を撮影。上映会では拍手喝采です。
アリゾナから北カリフォルニアへ引っ越し、高校生活を始めたもののユダヤ系住民はサミーの一家だけ。
学校でのイジメ、両親のすれ違いなどを超えてサミーは成長していきます。
スピルバーグの自伝的映画。というよりもスピルバーグ一家の物語でした。
サミーが撮影したフィルムを編集するシーンが何度かありました。フィルムを切って、ラベルをつけたのを何本も机の上に貼っていく。地味で細かい繊細な作業。
これが繋がって映画になるんですね。
観客の元に映画を届けられた時、さぞかし感慨深いことでしょう。
上映会で、観客の反応を見たサミー少年の目がキラキラしていたのが印象的でした。
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