ニット・きっと・グッド

自作のニット作品と日々のあれこれを・・

4月の文楽

2010-04-09 | コンサート・観劇
今月の文楽は
通し狂言「妹背山女庭訓」(いもせやまおんなていきん)です。
人間国宝・吉田蓑助さんが文化功労賞を顕彰された記念公演でもあります。

第1部に行ってきました。

このお話は
中大兄皇子と中臣鎌足が、当時権力をふるった蘇我入鹿を打倒した「大化の改新」を
題材に、大和各地の伝説や景色を織り込んだ作品です。
奈良では遷都1300年の節目の年、それにあわせての上演という事でした。

物語のすじは今の時代では、こんな事ありえないというような
話なのですが
忠義心や親子の情、悲恋などが絡み合って
妹背山の美しい桜の情景と共に、見せる!聞かせる!・・。
大満足の公演でした。

蓑助さんの記念公演とあって、出演者も華やかで
一つの舞台に人間国宝が5人も揃うというものでした。

さすが大阪が世界に誇る文化。
この日は平日の午前からというのに結構な入りでした。



コメント (2)
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