テレビや新聞でこの神社が何度も取り上げられていました。
私は初めて耳にする名前でしたので
行ってみようと言うことになりました。
場所は奈良県桜井市
桜井の駅からバスで25分と書いてあります。しかも1時間い1本。
シーズンには増発とも書いてありますが車で出かけることに。
やはり桜井から山の中に入る細い道が路線バス、観光バスマイカーでいっぱい。
でも、随所に警備員がいて車をうまくさばいています。
たいした渋滞も無く無事着けました。
今年の紅葉はいまいちとの評判どおり
葉先が枯れているような木が多く少し残念でしたが
ごらんのような場所も。
この神社は藤原家ゆかりの神社で、
藤原鎌足と中大兄皇子が蘇我入鹿を打つ相談をし
大化の改新が成し遂げられたと言う
歴史的にも存在感のある場所です。
談山はそれをもって「かたらいやま」と呼ばれるようになったそうです。
一番上の画像の十三重の塔は今吹き替えが終わったばかりで
とても美しい姿を見せていました。
木造の十三重の塔としては、日本で唯一のものだそうです。
山を降りて、お隣の駅の、三輪明神、大神(おおみわ)神社にも立ち寄りました。
大神神社の大鳥居。天に届けとばかりそびえています。
大神神社本殿
三輪といえば誰でもが思い出すおそうめん、三輪そうめんです。
これは三輪そうめん山本の食事どころ。
ちょうどお昼でしたが今日はもう一つの目的地、笠蕎麦に行くので
お土産だけを求めてまたまた山の方へ
途中、山之辺の道を歩くハイカーが、無人の野菜や果物の販売所で
買い物をするのを横目で見て、
やっぱり歩いてくるべきだったかな~~と・・
いえいえ、笠蕎麦に行くには、山道を6キロも行かなくてはなりません。
やはり車でないと。
とはいえ人も車もほとんど通らない山道を
どんどん行って、本当にこんなところにお蕎麦やさんなんてあるの?と
不安を感じたころ
突然目の前に大きな駐車場、そして沢山の車。
どっから来たの~~?
これは山間の農家のおかあちゃんたちが
村おこしのために頑張ったお蕎麦屋さんだそうで
挽きたて、打ちたて、茹でたてがモットーで
素朴ながらも美味しいお蕎麦でした。
産直の販売所などもあって、農家の主婦のパワーはすごい!と
感心させられました。
天理から桜井にかけての山之辺の道と言われる
人気のハイキングコースは何度か歩きましたが
車で来るのは初めてで、違った地域の顔が見えました。
でもやはり奈良は、ゆっくり歩いて・・と言うのが似合います。
今度はハイキングを楽しみに来たいです。