例年なら、松の内に出かける文楽鑑賞ですが
今年は千秋楽の夜の部に出かけることとなりました。
初日とか千秋楽は特別な日という印象があります。
日曜で楽だからでしょうか、超満員でした。
演目は
寿式三番叟
傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
土佐将監閑居の段
染模様妹背の門松
油屋の段
蔵前の段
でした。
新春らしくお祝いの三番叟は定番の出し物。
「傾城反魂香」は近松作で通称「吃又」で知られる人気のある演目で
今は上ノ段だけくり返し上演されているということです。
絵の中から抜け出したトラを退治するとか、
話すことが不自由な又平が話せるようになるなど
奇想天外な部分があり楽しめる作品です。
ところがわたくし不覚にも、日ごろの疲れ(?)が出たのか
時々どこかに行ってしまいまして夢と現実の間をさまよっておりました~~。
妹背の門松はお染・久松という名前でおなじみの演目ですが
油屋の段はおもしろくて楽しめました。
義太夫、咲太夫さんの熱演もよかったです。
新春らしく楽しい演目で満足でした。
ちょっと寝ちゃったけどね~~。スミマセンです。ハイ。