ニット・きっと・グッド

自作のニット作品と日々のあれこれを・・

大宇陀で薬草

2012-10-03 | おでかけ

朝から晴れて気持ちのいい日

いつもの訪問教室が急にお休みで

ソバリエさんもサークルが、年度替わりでお休み

何処行こう・・・・先日テレビで見て気になってた

大宇陀の大願寺の薬草料理行ってみよか~~

完全予約制とのことだったけど、ダメもとで電話したらOKでした。

平日だもんね。リタイヤ―組の特権ですね。

秋晴れのさわやかなドライブ1時間半、大願寺につきました

山門です。

こちらが本堂。本尊は十一面観音菩薩で推古時代のものだそうです。

仏足跡

このあたりは昔から薬草が栽培されていたそうで

薬草料理を出すお寺もいくつかあるそうですが

大願寺が特に人気があるようです。

初めにテーブルの上に並べられていた、目にも鮮やかな料理。

箸袋の裏にメニューが書いてあります。

一番向こうのきれいな前菜は、左から金環と銀杏の金銀寄せ、まこも、玄米おにぎり

上が南瓜とトマトの市松羹。下が味噌漬け豆腐。

 

次の小鉢は左からシメジとこんにゃくの白和え。とんぶりが乗っています。

真ん中が酢のもので、菊の花、紅花、ヤブカンゾウの花。

右端が吉野葛を使ったゴマ豆腐。

三種盛りの一皿は左からながいもとアロエの梅肉和え

真ん中は植物のお肉(大豆)、右が金針菜(きんしんさい)とクコの実。
キンシンサイはゆりのはなのつぼみ

そのあと運ばれてきたのは、葛のお刺身(ほほ・・。一切れいただいたあとです)

ひろうずの餡かけ

天ぷらは、ユキノシタ、ヨモギ、ハッカ、ドクダミ、アマチャヅル、
インゲン、ナツメ。

ご飯は黒米に緑茶のふりかけ、吸い物はヨモギ麺、舞茸

デザートは竹筒に入ったのがドクダミのシャーベット。
イチジクの甘煮と、今日からもみじの形になった栗羊羹でした。

薬草と聞いてあまりおいしいイメージはなかったのですが

どれも本当においしかったです。

特に葛のお刺身は歯ごたえもありきれいで絶品です。

たくさんいただいたお茶は、アマチャヅル、ドクダミ、アロエ、ハトムギ、などが
ブレンドされていて、お味も普通のお茶でした。

住職さんがいろいろと工夫をされているそうです。

初めて耳にするものもいくつかあったけど

トマトが薬草の仲間に入っているのは意外でした。

これは食べてすぐ元気になるというものではなく

体を整える食事だそうで、普段の食事の参考にもなりました。

 

そう、ここまで来たのだからと、この後、曽爾高原に足を延ばしました。

 時期になると一面ススキの原の高原全体が

黄金色に波打ってそれはそれは素敵な風景です。

でもやはりまだ少し早かった。

ススキはまだ緑がおおくて、

こんな感じでしたが、人も少なく、秋風が気持ちよかったです。

平地一帯は湿原で多くの湿原植物が季節ごとに花を咲かせるということです。

今は何時になく水が多いと、よく来られる人が言っていました。

ススキが黄金色になるころもう一度訪れたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする