兵庫県立芸術文化センターでは毎年佐渡裕氏プロッデュースののオペラを上演しています。
私は、3回目の観劇です。
今回はロッシーニの「セビリアの理髪師」でした。
日本人による日本語上演で、とても分かりやすく気楽に見られました。
「おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさ」と解説されていたように
本当に文句なく楽しい舞台でした。
出演の歌手の皆さんも、熱演で、すごく上手でした。
フィガロ役の大山大輔さんの心地よいバリトンが特に素敵でした。
ソバリエさんはソプラノのロジーナ役の森麻季さんのファンになったそうです。
開演前に佐渡氏が舞台に立って
今回の公演を日本語にしたわけなどを話していましたが同感でした。
考えてみれば、ドイツでもイタリアでも自分の国の言葉で楽しんでいるわけなんですから
何も日本人が原語にこだわることはないと思います。
マニアックなクラシックファンには少し不評なのかもしれませんが・・・。
なにわともあれ、楽しいオペラ鑑賞でありました。