ニット・きっと・グッド

自作のニット作品と日々のあれこれを・・

今城塚古墳

2018-05-09 | おでかけ
変形性膝関節症という「あなたは老人です!」という
ありがたくないお墨付きをもらって以来
外出はソバリエさんのアッシー頼みでしたが
あれこれ治療と、痛みとの上手な付き合い方を覚え
久々のお出かけです。
サークルの自主企画で今城塚古墳へ行くというので
古代史ファンとしては是非行かねばと、少し頑張りました。

JR摂津富田スタートでバスに乗り
先ずは、新池遺跡へ
ここは継体天皇の墓と言われる今城塚古墳の
埴輪を作った工場跡ということです。



全貌はこんな感じで、登り窯が復元されています。





発掘されたものをそのまま保存した状態。焼き物の破片が見られます。



このような登り窯が18基あったとか。
土は周りの土、周辺には松林があり
火力の強い松がつかわれたとか。
日本一の埴工場として100年間操業していたそうです。

こちらは作業場跡。




この後徒歩で30分の今城塚古墳に移動。
途中、闘鶏野(つげの)神社に立ち寄る。





この橋は名神高速を渡る橋で、これが参道になっているのが
何とも違和感のある風景。
下を車がびゅんびゅん走っていました。

そして、いよいよ今城塚古墳へ



全容はこのような物で、7年前に発掘調査を終え
公園として整備されたそうです。

淀川流域で最も大きい前方後円墳で
6世紀前半の築造だそうです。



周りには6000基もの円筒埴輪が並んでいて


堀の外側に


こんな風に沢山の埴輪が並んでいたようです。

歴史館には1500年前の埴輪がつなぎ合わされて
そのまま展示されています。







巫女や力士、武人、家形埴輪、牛、馬、猪、アヒルなど
沢山の種類が出土しています。

大王の墓と言いながら古墳の上まで上ることが出来ました。
お天気も良かったし緑の公園が気持ちよかったです。

帰りは高槻に出てランチして帰りましたが
高槻は高校時代から結婚するまで
住んでいた町なのに
その変わりように驚くばかり。
すごく大きな町になっていました。
半世紀近くも前なんだから変わるのも無理ないか。
私が住んでいたころは田舎だったのになぁ~~




コメント
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