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現代上方落語論

2014-09-12 | お勉強

3回シリーズの今日は3回目。

テーマは「はめもの」。つまりお囃子のことです。

お囃子には主に3つあって

一つは開場の時の一番太鼓、二番太鼓、打ち出し

二つ目は高座に上がる時の出囃子

そして三つ目は、落語の話を盛り上げるお囃子。これがはめものと言われるものです。

今回は実際に若手の落語家さんと三味線方が来てやってくれました。

一番太鼓は開場の時にならすもので

どんとこいどんと来いと聞こえるようにならすのだそうです。

二番太鼓は開演前。

打ち出しは、お客を送り出すときに

でてけ~でてけ~と鳴らすのだそうです。

出囃子は師匠によってそれぞれ、自分の曲があるようです。

はめものの入る落語は、「遊山船」「船弁慶」「天神山」「天王寺詣り」などが

代表的なものです。そのほか、風の音や走る時、幽霊が出るときなど

効果音として入ることもあります。

最後、今日の落語は「宿屋仇」でした。

40分近い熱演でした。最近は、こんなに長い落語は聞くことができませんね。

だいたい15分くらいにカットされています。

今回の3回の講座はそれだけでも価値あるものだと思いました。

お話も面白かったのですけどね。

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