平伏した私の身体に
優しく覆い被さるあなたの身体
怒涛のように過ぎ去っていった酩酊の名残に
酔い潰れた老人の目に煌めく閃光を
雪のように冷たく清らかなあなたの柔肌が
まるで何かを諭す様にそっと朽ちさせる
旋律が想い出のように私の周りで朗らかに酔いしぐれ
瞑想する私の無意識の内部に
あなたは今も容赦なく壁を突き破ってくる
明朗に薮に生い茂る数少ない命を摘み取り
そして天に無罪を請えば
無数の快楽の印が、私の心に印され
動けないほどの悦楽の残酷が
酔いしれた口元から流れ出し
純白な柔肌に染み溶けていく
酔いどれは冷めやらぬ好奇に見舞われて
誓いさえもが真実を玉砕し
待ち惚けにまどろむ逞しい青年さえも
一瞬の闇の境地に彷徨う
論理の循環は苛まれた病理に蔓延り
忘れたころに戸惑う幸せの惨禍に絶望して
線路沿いに流れていく現にやがて身を滅ぼしていく
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薮→やぶ
優しく覆い被さるあなたの身体
怒涛のように過ぎ去っていった酩酊の名残に
酔い潰れた老人の目に煌めく閃光を
雪のように冷たく清らかなあなたの柔肌が
まるで何かを諭す様にそっと朽ちさせる
旋律が想い出のように私の周りで朗らかに酔いしぐれ
瞑想する私の無意識の内部に
あなたは今も容赦なく壁を突き破ってくる
明朗に薮に生い茂る数少ない命を摘み取り
そして天に無罪を請えば
無数の快楽の印が、私の心に印され
動けないほどの悦楽の残酷が
酔いしれた口元から流れ出し
純白な柔肌に染み溶けていく
酔いどれは冷めやらぬ好奇に見舞われて
誓いさえもが真実を玉砕し
待ち惚けにまどろむ逞しい青年さえも
一瞬の闇の境地に彷徨う
論理の循環は苛まれた病理に蔓延り
忘れたころに戸惑う幸せの惨禍に絶望して
線路沿いに流れていく現にやがて身を滅ぼしていく
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薮→やぶ