汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 罪とは?

2009年10月14日 | 初期中期の詩
彷徨える罪人よ
お前は今も救われないのか?
汚れきった瞳で見つめる朧には
この世の卑劣な鼓動がちらついている

この世からはぶられた罪人よ
お前は今も心の内で狂気に猛っているのか?
閃光が炸裂した心の奥底で
お前は永久に墓場行きを強制されているのだ

悲しみは更なる悲しみへ
この世の習いに幸福は熾烈な業火に干からびる

悲しみのどん底に朽ちた罪人よ
何時かお前にも新しい光の安らぎが降り注いでくるのだろうか?

考える事を止めた葦
薙ぎ倒れていく衆目の残骸
ただ狂気による狂気がこの世の正義なのだ

悲しみはいつぞや幸福の要に
世の憂い
連鎖は今も止まる事を知らず
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