汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 明け方の憂鬱

2009年10月11日 | 初期中期の詩
朝焼けに映る
項垂れた瞳に嘆息する
眠れぬ夜に跪き
恐怖と銘酊に
酔いしれる心をいさめ
誰もいない淋しさに襲われて
涙は迸るように流れ出てくる
声にならない気持ち
涙に流れていく時間

夜が明けて
途方にくれれば
小鳥がハミングを奏で
灯篭は溶けていくように眠り
太陽は腫れた瞼に
重く囁きかける
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