乾涸びた心に
潤いは夜の空を伝って流れてくる
シンとした室内に木霊する冷酷
しょげかえるほどに明け暮れた日常の疲弊
水は流れるように虚空を打ち鳴らし
静謐に心奪われた純情は
いつともなく彷徨い果てて
疲れに暮れた身体はもはや言う事を聴かず
脆弱な夢心地に、厳かな感情は弛緩に打ち溶け
心置きなく味わう寂寞を
卑猥なほど赤らめた頬に溜めこんでいる
夜のまどろみは
ゆらゆらと揺れたカーテンのように
私の顔を賤しく愛撫して
私は、顔に火照る羞恥を隠しきれず
見つめるあなたの肩を優しく叩いた
瑞々しい流星の瞬き
垂れ下がる辛辣な過去の凌辱
私が仰いだ空の端くれには
今も変わらない積年も想いが
優雅に照らす月明かりに揺れている
潤いは夜の空を伝って流れてくる
シンとした室内に木霊する冷酷
しょげかえるほどに明け暮れた日常の疲弊
水は流れるように虚空を打ち鳴らし
静謐に心奪われた純情は
いつともなく彷徨い果てて
疲れに暮れた身体はもはや言う事を聴かず
脆弱な夢心地に、厳かな感情は弛緩に打ち溶け
心置きなく味わう寂寞を
卑猥なほど赤らめた頬に溜めこんでいる
夜のまどろみは
ゆらゆらと揺れたカーテンのように
私の顔を賤しく愛撫して
私は、顔に火照る羞恥を隠しきれず
見つめるあなたの肩を優しく叩いた
瑞々しい流星の瞬き
垂れ下がる辛辣な過去の凌辱
私が仰いだ空の端くれには
今も変わらない積年も想いが
優雅に照らす月明かりに揺れている