欧米研究チーム(米ノースイースタン大学や独ボン大学など)は、抗生物質が効きにくいMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に効果があり、耐性を持つ菌が現れにくいとみられる新しい抗生物質を発見した(英の科学誌「ネイチャー」に発表、1月8日付)。チームは、「この物質に耐性を持つ菌が現れるには数十年はかかる」と見ている。
抗菌薬は主にカビなどの微生物が合成する物質から作られる。しかし、微生物のほとんどは人工的に培養することが難しい。研究チームは、土壌などの自然環境でしか生息できない細菌を実験室でも培養できる新しい手法を開発し、およそ1万種の細菌が作った物質を調べ、抗菌作用がある化合物を発見した。
この化合物は、細菌の外側を覆う層を破壊するもので、「テイクソバクチン」と名付けた。薬剤耐性の黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染させたマウスのほとんどは敗血症で死ぬが、一定量の「テイクソバクチン」を投与すると生き延びた。細菌の遺伝子が変異した場合でも、外側の層は変わりにくいので、層を壊す薬剤には耐性が出にくいと考えられる。
抗菌薬は使い続けると耐性菌が現れ、常に新薬が待たれる。似たメカニズムの抗菌薬バンコマイシンは耐性菌が出るのに30年かかった。チームは今回の開発手法で、これまで培養が困難だった細菌からも新物質を発見できる可能性があるとしている。
今日の天気は曇り。風が弱く穏やか。朝から街へ、デパートの”駅弁大会とうまいもの市”に出かけた。購入した駅弁は、昼食。この市でTV(ミヤギテレビ)が取材していた。
抗菌薬は主にカビなどの微生物が合成する物質から作られる。しかし、微生物のほとんどは人工的に培養することが難しい。研究チームは、土壌などの自然環境でしか生息できない細菌を実験室でも培養できる新しい手法を開発し、およそ1万種の細菌が作った物質を調べ、抗菌作用がある化合物を発見した。
この化合物は、細菌の外側を覆う層を破壊するもので、「テイクソバクチン」と名付けた。薬剤耐性の黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染させたマウスのほとんどは敗血症で死ぬが、一定量の「テイクソバクチン」を投与すると生き延びた。細菌の遺伝子が変異した場合でも、外側の層は変わりにくいので、層を壊す薬剤には耐性が出にくいと考えられる。
抗菌薬は使い続けると耐性菌が現れ、常に新薬が待たれる。似たメカニズムの抗菌薬バンコマイシンは耐性菌が出るのに30年かかった。チームは今回の開発手法で、これまで培養が困難だった細菌からも新物質を発見できる可能性があるとしている。
今日の天気は曇り。風が弱く穏やか。朝から街へ、デパートの”駅弁大会とうまいもの市”に出かけた。購入した駅弁は、昼食。この市でTV(ミヤギテレビ)が取材していた。