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イスラエルの地中海沿岸沖で1000年前の金貨約2000枚発見

2015-02-23 | ニュース
 イスラエル考古学庁(Israel Antiquities Authority、IAA)の2月17日の発表。
 イスラエル中部カイザリア(Caesarea)の古代港湾遺跡の海底から、ファーティマ朝(10~12世紀)に鋳造された金貨約2000枚が発見された。発見は地元のダイバーらで、嵐の後に海底で「おもちゃのコイン」のようなものを偶然発見し、本物だと気付いて考古学庁に通報した。総重量は約9Kg、様々な額面で、約1000年も海中にあったのに保存状態は良好で、新品同様のものや、真贋を確かめたのか歯形が残るものもある。
 同庁広報担当者は、金貨は「非常に貴重なため、値段は付けられない」と言う。発見された金貨は国庫に帰属するとし、発見者への謝礼などはないとの事。
 ◆ファーティマ朝(Fatimid Caliphate)
 エジプトのシーア派イスラム王朝(909年~1171年)。
 10世紀初めにチュニジアに起こり、エジプトを征服したイスラーム国家、新都カイロ(973年)を建設。実質的な支配権を持った最初のシーア派国家。
 スンナ派のアッバース朝と対立。アラビア半島ヒジャーズ地方にも進出し、西の後ウマイヤ朝、東のアッバース朝とともに三カリフ時代を形成した。スンナ派のセルジューク朝や十字軍の攻撃を受け、アイユーブ朝により滅亡。

 天気は雲が多い晴れ。最高気温が10℃以上と早春を思わせる暖かさ。
 今日(2月23日)は、旧暦の1月5日とお正月である。元日草(がんじつそう)とか朔日草(ついたちそう)と呼ばれる”フクジュソウ”が咲いている。春を告げる花の代表であり、春が近くなって来た。
 南天(難転)の実と福寿草(招福+長寿)の花とで、”難を転じて福となす”の縁起もの。江戸時代からの古典園芸植物で、多数の園芸品種が作られている。根・茎には毒(アドニンという成分)があり、新芽頃のフキノトウと間違って食べないように、と言う。
 フクジュソウ(福寿草)
 別名:元日草(がんじつそう)、朔日草(ついたちそう)
 キンポウゲ科フクジュソウ属
 多年草
 開花時期は2月~4月
 花色は基本的に黄色(黄金色)、花径は数cm
 園芸種では花色に白・紅・橙があり、八重咲き・菊咲き・三段咲きがある