歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

ネットバンキングを狙うウイルスの検出数が6万超え、2014年

2015-02-24 | デジタル・インターネット
 (独)情報処理推進機構(略称:IPA)は、2014年のネットバンキングを狙うウイルスの検出数が2013年の倍になったと発表した(1月26日)。全体のウイルス検出数も2013年の1.6倍に増え、スマートフォンのワンクリック詐欺の相談件数も倍増した。・・企業や消費者を狙った攻撃が活発になっている。
 IPAによると、ウイルス「バンコス(ネットバンキングのID・パスワードを盗む)」の検出数が6万5942個で、2013年から倍増した。バンコスは2014年上期(1月~4月)に集中して検出されていたが、現在はセキュリティー対策などが進み、ほとんどが駆除されていると見ている。
 全体のウイルス検出数は38万625個。ウイルスの検出先は国内企業が97%で、3%は大学などの教育機関。ウイルスなどネット関連の被害相談は1万5598件(前年の横ばい)で、スマホのワンクリック詐欺の相談件数は790件だった。
 インターネットバンキングを悪用した不正送金の被害は、全国銀行協会によると2014年1~11月の被害(速報値)は、個人と法人を合わせて1257件18億5500万円で、2013年通年(661件、8億1000万円)を大幅に上回り過去最悪の状況。
 不正送金の手口も変化している。誘導でID・パスワードを入力させる手口が主流だったが、最近はウイルス感染させた利用者のパソコンを遠隔操作する手口(ランサムウエア・・など)が広がると見ている。
 因みに、サイトを閲覧しただけでウイルスに感染するものもある。アダルトなどがリスクが高いとされる。

 雲が多い晴れ。気温は昨日よりは低いが寒くはない。
 時々立ち寄るコーヒー店のクンシラン(君子蘭)、花が咲き出した。数日前にはまだ蕾だった。・・そう言えば、畑のアガパンサス(紫君子蘭;むらさきくんしらん)はまだ蕾もない。・・アガパンサス(Agapanthus)は、ユリ科アガパンサス属。
 クンシランはヒガンバナ科クンシラン属(Clivia)の植物の総称。園芸流通名のクンシランは一般に、ウケザキクンシラン(受咲き君子蘭、クリビア・ミニアタ:Clivia miniata)である。名に「ラン(蘭)」と付いているが「ラン科(蘭科)」ではない。
 日本では花だけでなく葉も鑑賞対象となっている。良く見かける品種は、濃緑色の長い葉が孔雀の様に羽根を広げたような姿の「達磨(だるま)君子蘭」。茎の先に橙色の百合の様な花を付け、晩秋頃には赤い実を付ける。因みに、開花するには温度が10℃以下の日が2月程必要と言う。
 クンシラン(君子蘭)
 別名:受け咲き君子蘭(うけざきくんしらん)、クリビア 英名:Kaffir lily
 ヒガンバナ科クンシラン属
 半耐寒性多年草
 原産地:南アフリカ・ナタール、日本には明治時代に入った
 開花時期は4月~5月
 花は茎頂部に5~8個纏まって咲く
 花色は一般的な朱赤の他に、薄黄・白・桃がある
 葉は、細・中・広葉、斑入りなどがある
 花後の果実は、径1~2cmで秋に赤く熟す