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精神疾患の病名、アルコール依存症は「アルコール使用障害」に

2015-08-08 | 社会・経済
 娯楽DVDを見ていたら、アルコール依存症は使われず「アルコール使用障害」となっていた。この精神疾患の病名変更は、日本精神神経学会が2014年5月28日に、精神疾患の病名の新しい指針を公表したことによる。1年以上となるが気が付かなかった。
 一昨年(2013年)、米国の精神医学会が発行する精神疾患の新たな診断基準「DSM-5」が策定された。これにより、英語の病名の翻訳でさまざまな用語が混在しないよう、関連学会と統一用語が検討された。主なものに「disorder」を「障害」ではなく、「症」をあてる。しかし、過剰診断につながるとの意見もあり、全てを「症」にすることは見送られた。
 ◆精神疾患の病名変更(日本精神神経学会、2014年)
 学習障害 → 限局性学習症
 アスペルガー障害、自閉性障害 → 自閉スペクトラム症
 注意欠如・多動性障害 → 注意欠如・多動症
 大うつ病性障害 → うつ病
 パニック障害 → パニック症
 性同一性障害 → 性別違和
 アルコール依存 → アルコール使用障害
 神経性無食欲症(拒食症) → 神経性やせ症

 今日の天気は曇り。最高気温は前日より数℃低い30℃位・・。
 雨が降らないので、畑で水かけ。畑では”トウガン”の実が大きくなってきた。長さ20cmほどだが数十cmになる・・と思う。実は小さな毛が沢山付いているが、これが落ちて白い粉が吹き出したら収穫だ。その前の若い実でも大丈夫。
 冬瓜(とうがん)は、果実を冷暗所に保管すれば冬まで保存できる”瓜(うり)”だからと言う。古くに渡来し平安時代から栽培されており、奈良時代の書物には「カモウリ(加茂瓜・鴨瓜)」とある。江戸時代から、漢語の「冬瓜」の音読み「トングワ」→「トウガン」となった。
 因みに、瓜の付く野菜・果物を調べて見た。
 南瓜:かぼちゃ、西瓜:すいか、糸瓜:へちま、胡瓜:きゅうり、冬瓜:とうがん、木瓜:ぼけ、真桑瓜:隼人瓜:はやとうり。北瓜・東瓜はない・・南・西は渡来方向なので北・東はない。
 トウガン(冬瓜)
 ウリ科トウガン属
 つる性一年草
 原産地はインド、東南アジア
 日本には中国経由で渡来、平安時代から栽培
 実を食用とし、実は7月・8月に収穫