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世界保健機関(WHO)が最も危険な細菌12種を公表

2017-03-01 | 健康・病気
 世界保健機関(WHO:World Health Organization)は、抗生物質(抗菌薬)が効かず、世界的に大きな問題になっている12種類の細菌のリストを公表した(2月27日)。
 WHOは、「これらの菌の抗生物質への抵抗は強くなっており、治療の手段は尽きつつある」と警告し、「人類にとって最も危険な病原菌だ」として、各国に抗菌薬の迅速な開発を促した。
 WHOは、細菌を抗菌薬開発の緊急度に応じて、重大・高度・中位に分類。重大には、多剤耐性アシネトバクター・多剤耐性緑膿菌・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)の6種類。
 ◆WHOによる危険なスーパーバグリスト
 重大
  カルバペネム抗生物質耐性アシネトバクター・バウマニ
  カルバペネム抗生物質耐性緑膿菌
  カルバペネム抗生物質、第三世代セファロスポリン耐性腸内細菌(CRE)
 高度
  バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)
  メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
  クラリスロマイシン耐性ヘリコバクター・ピロリ
  フルオロキノロン(ニューキノロン)耐性カンピロバクター
  フルオロキノロン耐性サルモネラ属菌
  多剤耐性淋菌(第三世代セファロスポリン、フルオロキノロン耐性)
 中位
  ペニシリン非感受性肺炎レンサ球菌
  アンピシリン耐性インフルエンザ菌(BLNAR)
  フルオロキノロン耐性赤痢菌

 今日の天気は晴れ。風も穏やか。気温は低いが、春近し、を感じる日だ。
 散歩道沿いのお庭で、”ネコヤナギ”の蕾が大きくなり、もう少ししたら開花だ。花穂が銀白色で柔らかく、猫の尻尾の様に見える。葉はなく、花(尾状花序)の後に出る。
 ヤナギ(柳)は、ヤナギ科ヤナギ属 の樹木の総称である。世界に約350種あるとされ、日本でも30種以上はあると言う。日本では、柳と言えばシダレヤナギ(枝垂柳、落葉高木)を指すことが多いが、ネコヤナギ(猫柳、落葉低木)も親しみ深い種の一つである。名(ネコヤナギ:猫柳)の由来は、花穂が銀白色で柔らかく、猫の尻尾の様に見える「猫の尾をした柳」からである。別名は、「猫の尾」ではなく「小犬の尾」に例えて”エノコロヤナギ(狗尾柳)”。
 ネコヤナギ(猫柳)
 別名:川楊(かわやなぎ)、狗尾柳(えのころやなぎ)
 学名:Salix gracilistyla
 ヤナギ科ヤナギ属
 落葉性低木
 雌雄異株
 原産地は日本・中国など
 早春、葉が出る前に大きな花穂を付ける
 開花時期:3月~4月
 花は尾状花序