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日本語を母語とする人は、水色と青色を明確に区別する

2017-03-07 | 生活
 東北大電気通信研究所などの研究で分かった、「日本語を母語とする人は、他の言語を母語とする人と比較して水色と青色を明確に区別している。」
 多くの言語に共通する11の基本色(赤・緑・青・黄・紫・ピンク・茶・オレンジ・白・灰・黒)に加え、日本語では水色も基本色として言語化されていた。
 研究グループは、20~30代の男女57人に330色の色見本を示し、それぞれ何色かを聞いた。統計手法で解析した結果、11の基本色に加え、水・肌・抹茶・黄土・えんじ・山吹・クリーム・紺の8色についても名称を区別して指摘する人が多かった。特に水色は、ほぼ全員が青色とはっきり区別した。また、水色と青色を区別する人の割合は、同じ実験をした30年前に比べて増加していた。
 東北大の栗木一郎准教授(視覚科学)は「日本語の色の言語表現は変化し続けていることが分かった」と話す。

 天気は晴れ。気温は低く、最高気温8℃とか。寒気団が南下している。予想では明日・明後日も寒いようだ。
 散歩で、”フクジュソウ”の花を見つけた。春を告げる花の代表であり、春がやって来る。新春を祝う花でもあり、元日草(がんじつそう)とか朔日草(ついたちそう)と呼ばれる。南天(難転)の実と福寿草(招福+長寿)の花とで、”難を転じて福となす”の縁起ものである。
 江戸時代からの古典園芸植物で、多数の園芸品種が作られている。根・茎には毒(アドニンという成分)があり、芽が出たばかりの様子はフキノトウと似ており、間違えて食べると中毒を起こす。
 フクジュソウ(福寿草)
 別名:元日草(がんじつそう)、朔日草(ついたちそう)
 キンポウゲ科フクジュソウ属
 多年草
 開花時期は2月~4月
 花色は基本的に黄色(黄金色)、花径は数cm
 開花は光・温度に敏感で、日が陰ると直ぐに花はつぼむ