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医学分野の「ガードナー国際賞」、遠藤章特別栄誉教授ら5人に

2017-03-30 | 学問
 カナダのガードナー財団は、医学分野で大きな発見や貢献をした研究者に贈る「ガードナー国際賞」に、遠藤章・東京農工大特別栄誉教授(83)ら5人を選んだと発表した(3月28日)。
 遠藤さんは、血中コレステロール値を下げる高脂血症治療薬の原型となる物質「スタチン」を青カビから発見した。心不全などの病気の予防と治療につなげた功績が評価された。「スタチン」は、昭和62年に動脈硬化の治療薬として発売され、現在では毎日推計4000万人が使う薬として知られている。心臓発作や脳卒中の危険を下げるほか、卵巣がんや全身の骨を形づくる元となる軟骨ができない「軟骨無形成症」という難病の治療にも有効な可能性があるとされる。
 同賞は、受賞者が後にノーベル賞を受賞するケースが多いことで知られる。日本人でも、ノーベル生理学・医学賞に輝いた大隅良典・東京工業大栄誉教授や山中伸弥・京都大教授が過去に受賞した。
 ◆2017年ガードナー国際賞
 遠藤章特別栄誉教授
 David J. Julius
 Lewis E. Kay
  w:Rino Rappuoli
  w:Huda Zoghbi

 天気は晴れ。少し暖かくなり、最高気温13℃とか。
 小さな空き地で、”ヒマラヤユキノシタ”の花が咲き始めた。大きなシャモジの様な丸い葉で、花茎を伸ばしてピンク色の花径1cm程の花が纏まっている。
 ”ヒマラヤユキノシタ”が属するユキノシタ科ベルゲニア属は10種程が知られており、種間雑種も多い。”ヒマラヤユキノシタ”はベルゲニア・ストレイチー(Bergenia stracheyi)に付けられた名であるが、交雑種も含めてヒマラヤユキノシタと呼んでいる事が多いと言う。名(ヒマラヤユキノシタ:ヒマラヤ雪ノ下)の由来は、ヒマラヤ原産で雪の下科から、の説がある。
 ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪ノ下)
 別名:大岩軍配(おおいわぐんばい)、桜鏡(さくらかがみ)
   ウインター・ベゴニア(Winter begonia) 、ベルゲニア(Bergenia)
 ユキノシタ科ベルゲニア属
 耐寒性常緑多年草
 原産地はヒマラヤ山脈周辺、明治初めに渡来
 開花時期は3月~5月
 花色には赤色・白色がある