東京工業大学地球生命研究所の廣瀬敬教授らは、地球の磁場は誕生直後から存在していた可能性が高いことを突き止めた。
原始の液体地球コアに元々大量に溶け込んでいたケイ素と酸素が、冷却に伴って二酸化ケイ素として結晶化し続け、それがコアの対流を引き起こし、地球誕生間もない頃から磁場が存在していた可能性が高いことを突き止めた。この磁場の存在により、太陽風による大気の散逸を免れ、その結果、海の蒸発も免れ、今日に至るまで地球には豊かな海が維持されてきたと考えられる。
内核が誕生したのはおよそ7億年前(地球の歴史は45億年)なので、それ以前は別のメカニズムが必要である。(内核誕生については、H28.6.7ブログで)
これまで、冷たいプレートが沈み込むことによって、コアの表面を冷やし、冷えて重たくなった液体金属が沈む、という熱対流が重要と考えられて来た。最近の研究で、、コアの金属の熱伝導率が高いため、熱対流を起こすためにはコアを急速に冷やす(熱伝導で運べる以上の熱を奪う)必要がある。地球初期から7億年前まで、ずっと熱対流が続いていたとすると、昔のコアは6,000度を超える高温であった必要がある。コアがそのように高温であったとすると、マントルも現在より数千度も高温であった必要があり、それは地質学的な観察に合わない。そこで、熱対流に変わる別のメカニズムが必要と考えられていた。
研究チームは、地球の内部の環境と同じ高温高圧条件をつくるために特殊な装置「超高圧発生用ダイアモンドアンビル装置」を活用。ケイ素と酸素を含む液体の鉄の変化などを地球内部の核に相当する気圧や温度条件の下で調べ解析した。
結果、地球の核の上部で二酸化ケイ素が結晶化して液体の鉄から分離。残された液体の鉄が地球中心部に沈んで対流(組成対流)ができ、その結果磁場が形成されたという一連のメカニズムが分かった。この対流と磁場は地球誕生の直後から形成されていた可能性が高いことも明らかになったという。
雲が多いが晴れ。気温は最高気温10℃以下とまだまだ冬の寒さ。来週から冬型の気圧配置に変化ある、との予想。
仙台地方の桜の開花予想は、4月10日。あと1月で開花、待ち遠しい。
自宅の”ピラカンサ”の鉢植え、花が咲きだした。室内は暖かいから、表より1月ほど早いかな。”ピラカンサ”を日本では、赤色の実の”トキワサンザシ:常磐山査子”、黄色の実の”タチバナモドキ:橘擬”、赤色の実の”カザンデマリ:花山手毬”の3種類を”ピラカンサ”と一括りで呼んでいる事が多い。鉢植えのは、黄色の実の”タチバナモドキ:橘擬”。二色の木があったが、黄色の実だけになってしまった。
ピラカンサ
バラ科トキワサンザシ(ピラカンサ)属
常緑低木
開花時期は4月~6月
花は小さく、白い5弁花
果実は径2cm位で赤・橙・黄色に熟す、見頃は10月~12月
ピラカンサと呼ばれる
タチバナモドキ(橘擬) 学名:Pyracantha angustifolia
果実は橙(黄)色
トキワサンザシ(常盤山櫨子) 学名:Pyracantha coccinea
果実は鮮紅色に熟す。カザンデマリと相似し区別しにくい
カザンデマリ(花山手毬) 学名:Pyracantha crenulata
果実は赤い。別名ヒマラヤトキワサンザシ
原始の液体地球コアに元々大量に溶け込んでいたケイ素と酸素が、冷却に伴って二酸化ケイ素として結晶化し続け、それがコアの対流を引き起こし、地球誕生間もない頃から磁場が存在していた可能性が高いことを突き止めた。この磁場の存在により、太陽風による大気の散逸を免れ、その結果、海の蒸発も免れ、今日に至るまで地球には豊かな海が維持されてきたと考えられる。
内核が誕生したのはおよそ7億年前(地球の歴史は45億年)なので、それ以前は別のメカニズムが必要である。(内核誕生については、H28.6.7ブログで)
これまで、冷たいプレートが沈み込むことによって、コアの表面を冷やし、冷えて重たくなった液体金属が沈む、という熱対流が重要と考えられて来た。最近の研究で、、コアの金属の熱伝導率が高いため、熱対流を起こすためにはコアを急速に冷やす(熱伝導で運べる以上の熱を奪う)必要がある。地球初期から7億年前まで、ずっと熱対流が続いていたとすると、昔のコアは6,000度を超える高温であった必要がある。コアがそのように高温であったとすると、マントルも現在より数千度も高温であった必要があり、それは地質学的な観察に合わない。そこで、熱対流に変わる別のメカニズムが必要と考えられていた。
研究チームは、地球の内部の環境と同じ高温高圧条件をつくるために特殊な装置「超高圧発生用ダイアモンドアンビル装置」を活用。ケイ素と酸素を含む液体の鉄の変化などを地球内部の核に相当する気圧や温度条件の下で調べ解析した。
結果、地球の核の上部で二酸化ケイ素が結晶化して液体の鉄から分離。残された液体の鉄が地球中心部に沈んで対流(組成対流)ができ、その結果磁場が形成されたという一連のメカニズムが分かった。この対流と磁場は地球誕生の直後から形成されていた可能性が高いことも明らかになったという。
雲が多いが晴れ。気温は最高気温10℃以下とまだまだ冬の寒さ。来週から冬型の気圧配置に変化ある、との予想。
仙台地方の桜の開花予想は、4月10日。あと1月で開花、待ち遠しい。
自宅の”ピラカンサ”の鉢植え、花が咲きだした。室内は暖かいから、表より1月ほど早いかな。”ピラカンサ”を日本では、赤色の実の”トキワサンザシ:常磐山査子”、黄色の実の”タチバナモドキ:橘擬”、赤色の実の”カザンデマリ:花山手毬”の3種類を”ピラカンサ”と一括りで呼んでいる事が多い。鉢植えのは、黄色の実の”タチバナモドキ:橘擬”。二色の木があったが、黄色の実だけになってしまった。
ピラカンサ
バラ科トキワサンザシ(ピラカンサ)属
常緑低木
開花時期は4月~6月
花は小さく、白い5弁花
果実は径2cm位で赤・橙・黄色に熟す、見頃は10月~12月
ピラカンサと呼ばれる
タチバナモドキ(橘擬) 学名:Pyracantha angustifolia
果実は橙(黄)色
トキワサンザシ(常盤山櫨子) 学名:Pyracantha coccinea
果実は鮮紅色に熟す。カザンデマリと相似し区別しにくい
カザンデマリ(花山手毬) 学名:Pyracantha crenulata
果実は赤い。別名ヒマラヤトキワサンザシ