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勉強嫌い、小学は3割、中学高校は6割

2017-05-01 | 受験・学校
 東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所の共同研究プロジェクト「子どもの生活と学びに関する親子調査 2016」による結果。
 調査は、全国の小1~高3の子ども約1万6千人とその保護者を対象に、2015年・2016年に実施している。小3までは保護者が、小4以降は子ども自身が回答した。
 2016年調査の各学年の勉強嫌いの比率は、小1~6は20~30%台だが、中1で45.5%に急増。中2で57.3%、中3~高3にかけても60%前後となった。
 1年間で「嫌い」から「好き」に変わった子どもは各学年で6.3%~17.6%いる。
 嫌いから好きになった中学生は、平均の勉強時間が1日当たり約2時間12分と前年比約35分増加。成績も26.8%の子どもが上がった。勉強する理由で、「新しいことを知るのがうれしいから」は72.0%で、2回とも「嫌い」だった中学生より35.2ポイント高かった。
 好きに変わった中学生は、「何が分かっていないか確かめながら勉強する」が73.7%で、嫌いのままの中学生より26.9ポイント高かった。「テストで間違えた問題をやり直す」は70.1%、「友だちと勉強を教え合う」は65.5%で、嫌いのままの中学生とはそれぞれ17.0、14.2のポイント差だった。

 生垣の間から”ゴウダソウ”の花が見える。”ゴウダソウ”の名の由来は、1901年(明治34年)に東京美術学校教授の合田清氏がパリから種子を持ち帰ったのが始まりである。学名はルナリア(Lunaria annua)で、属名の Lunaria はラテン語の「Luna(月)」から、団扇の様な丸い莢の形から名づけられたものである。

 花後にできる莢がとてもユニークで、団扇(うちわ)の様な円形の平たい莢(さや)の中に数粒の種がある。最初は淡緑色だが段々と曇りガラスの様な透明感のある薄い膜となる。熟して種が出てしまっても薄い膜(隔膜)が株に残る。
 ゴウダソウ(合田草)
 別名:ルナリア(Lunaria)
   大判草(おおばんそう)、銀扇草(ぎんせんそう)、銀貨草(ぎんかそう)
 アブラナ科ルナリア属
 一年草
 原産地はヨーロッパ中央部
 開花時期は5月~6月
 花は径2cm位でアブラナ科特有の十字形の花びら
 花色は赤紫色、白色もある
 花後の種子は薄く半透明で団扇のような形の莢に入っている