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進行固形がん患者対象、ウイルスと免疫薬を用いた医師主導治験開始

2018-04-02 | 医学
 国立がん研究センター東病院は、進行性または移転性固形がん患者さんを対象とした、腫瘍溶解ウイルス製剤であるテロメライシン(R)(OBP-301)と、抗PD-1抗体薬であるキイトルーダ(Pembrolizumab:ペムブロリズマブ)の併用療法に関する医師主導治験(第I相試験)を開始したと発表した(3月2日)。
 腫瘍溶解ウイルス製剤テロメライシン(R)は、風邪ウイルスの一つである5型ヒトアデノウイルスに、細胞ががん化した時に活性化する酵素の遺伝子の一部を遺伝子改変によって組み込んだウイルス製剤。テロメライシンが正常な細胞に感染してもほとんど増殖しないが、がん細胞内ではテロメライシンが増殖し、がん細胞を破壊する。さらに、テロメライシンの腫瘍溶解作用がCTL活性(細胞傷害性T細胞活性)を誘導することによる腫瘍免疫増強効果が期待される。このため、免疫チェックポイント阻害薬であるキイトルーダを併用することにより、更なる抗腫瘍効果の向上が期待される。
 ◆固形がん
 固形がんは、血液がん以外の、臓器や組織などで塊をつくる癌の総称である。
 固形がんは、上皮細胞(各種内臓)から発生する上皮細胞がん(胃癌・肺癌・子宮癌など)と非上皮細胞(骨、筋肉など)から発生する非上皮細胞がん(肉腫)に分かれる。
 ◆がん免疫療法
 がん免疫療法は、私たちの体に備わっている「免疫」の仕組みを活用した治療法の総称である。免疫細胞療法は、この免疫療法のひとつである。1980年代に米国で始まる。
 免疫細胞療法とは、患者の血液中の免疫細胞を培養、強化して、免疫力を高めてがんを治療しようとする方法。がん細胞に対する攻撃力の中心となるリンパ球や、リンパ球にがん細胞の特徴を知らせる樹状細胞を、患者の血液から取り出し、体の外で培養・活性化して機能を高めたり、数を大きく増やしたうえで、再度、患者さんの体の中に戻す。

 今日の天気は晴れ。風が少しあるが、冷たくないので気持ちが良い。
 お庭の”シデコブシ”に花が咲きだした。花は直径10cm程で、花弁はピンク色や白色に紅色を帯び、10~20枚と多い。この花片の多さと形状がコブシとの違い。
 名(シデコブシ:幣拳、四手辛夷)の由来は、花の形が神前に供えられる玉串や注連縄(しめなわ)に付けられる紙製の飾り「幣(しで)、四手」に似ていることから。
 ”シデコブシ”は、湿地周辺という限られた立地に生育する種で、生育基盤の脆弱な種である。開発などで減少しつつある種であり、準絶滅危惧種に指定されている。
 シデコブシ(幣拳、四手辛夷)
 別名:ヒメコブシ
 学名:Magnolia stellata
 日本の固有種、本州中部の東海地方を中心とした限られた範囲に分布
 低山に生える落葉小高木または低木
 開花時期:3月末~4月上旬
    葉に先立って咲く
 花片の長さは7~10cmと細長く、白色から淡紅色、数は10~20枚と多い
 花被片の縁は多少波を打つ
 集合果は垂れ下がり、長さ3~7cm、赤熟する