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プール事故、想定した訓練しない幼稚園・保育所は6割

2018-04-25 | 受験・学校
 消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)の調査で、全国の幼稚園・保育所・認定こども園の園長や教諭の6割がプールで子供が溺れるなどした際の緊急時想定訓練を「行っていない」と回答した事が分かった(4月24日)。緊急時の対応マニュアルが「ある」と答えた教諭は5割。
 調査は2017年7月~8月、全国の幼稚園・保育所・認定こども園の園長や教諭計1万5千人を対象に実施。園長約2700人、教諭約5千人から回答を得た。
 緊急時想定訓練
   毎年または定期的にしている:回答した教諭は21.7%
   定期的ではないが、過去にしたことがある:15.8%
 ある、と回答した教諭に実施時期を聞いた
   プール活動期間の前:91%
   期間中:45%
 改善していない施設に理由は(複数回答)
   改善の必要性を感じなかった:43.4%
   人員が不足している:23.2%
 水の外で監視に専念する職員がいない、と答えた教諭は
   3歳児クラスで6.6%、4歳児クラスで8.6%、5歳児クラスで9.3%
 地方公共団体が園の安全に関する研修や教育の場を設けている、と回答した園長は58%
 園長に14~16年にプール内で事故につながる可能性がある「ヒヤリハット」事例の有無を尋ねたところ、6.4%があったと回答。発生件数は522件。
 同庁担当者は「幼稚園などのプール事故は監視者がいない場合に起きることが多い。監視員が配置できなければ、プール活動を中止してほしい」と呼びかけている。

 今日は昨日と同様に雨。
 堤防の横の空き地に”グミ”の木が植えられている。植えた方の話で、山から苗木を取ってきて植えた、”夏グミ”、との事。沢山の花が咲いている。
 ”グミ(茱萸、胡頽子)”はグミ科グミ属の植物の総称で、果実は食べられる。日本には十数種があると言われ、良く知られているのは、ナツグミ、アキグミ、ナワシログミ、である。
 ”グミ(茱萸)”の名は、「含む実(くくむみ):実を口に含み皮を出す意味」から「ぐみ」となった説、渋みがあるので「えぐみ」から「ぐみ」となった説、などがある。
 この木は”夏グミ”なので、4月に花が咲き、6月に果実(偽果、長い果柄に楕円形の果実)が赤く熟す。・・楽しみ。
 因みに、果実が少し大きい唐茱萸(とうぐみ)は、”夏グミ”の変種である。
 ナツグミ(夏茱萸)
 グミ科グミ属
 落葉小高木
 開花時期は4月
 花は両性または単性
 花弁はなく萼(がく)は黄色で筒状、先が4裂し、雄蕊が4本
 6月に果実(偽果)が赤く熟す