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抗生物質効かない「悪夢の耐性菌」発見

2018-04-08 | 医学
 米疾病対策センター(CDC:Centers for Disease Control and Prevention)は、多くの薬剤に強い耐性を示す細菌を2017年に分析した検体から見つけたと発表した。
 病院や高齢者福祉施設の利用者から採取した検体から、抗生物質のカルバペネムに耐性を持つ肺炎桿菌(かんきん)や大腸菌など約5800の菌を発見した。このうち221の細菌は、カルバペネム以外の薬剤もほとんど効かないうえに、他の細菌に耐性を持たせてしまう遺伝子も備えていた。菌の感染者に接触した人を調べると、症状はないが感染しているケースがあり、静かに拡大している恐れもある。
 全米では初の本格調査で、CDCの担当者は「これほど多く見つかるとは驚いた」と言う。
 強力な抗生物質も効かない「悪夢の耐性菌」、感染者を隔離するなどの対策を徹底するよう呼び掛けている。
 ◆2013年3月の発表
 米疾病対策センター(CDC)が医療機関に対策を呼びかけている。
 抗菌薬の切り札とされるカルバペネム系抗生物質に耐性を持つ、腸内細菌科の細菌「CRE(カルバペネム耐性腸内細菌・Carbapenem-Resistant Enterobacteriaceae)」の感染が広がっているとした。CREの恐怖は米国だけでなく、世界的にも壊滅的な脅威となる。

 早朝は雨。直に止むが、7時頃には雨。9時頃には止み、次第に晴れ上がる。
 ”コノテガシワ”に目立たない淡紫緑~白緑色の花が咲いている。雨に濡れた花を見る。雌雄同株なので、雌花・雄花とも葉の先端に付く、どちらの花が多いのだろう。
 秋には、径1.5cm程の実が付く。実は所々が飛び出した金平糖の様である。
 名(コノテガシワ:児の手柏)の由来は、枝振りが団扇を縦にした様子を子供の掌(てのひら)を広げた形に見立てたことによる。葉は表裏を区別できず、この事から「うまく見極められない、どちらとも決めれないこと」を”児の手柏の二面(ふたおもて)”などと使われる。現在流通しているのはほとんど園芸品種のセンジュ(千手)との事で、この名も沢山の手を広げた様な枝葉の表現である。因みに、種子は漢方で滋養強壮に使われると言う(?・伝聞です)。
 コノテガシワ(児の手柏)
 別名:千手(センジュ)
 ヒノキ科コノテガシワ属
 中国原産、江戸中頃に渡来
 樹高は5~10m、常緑小高木
 雌雄同株、雌花・雄花とも葉の先端に付く
 開花時期は3月~5月
 実は2cm前後の灰緑色をした数個の角のある球果、秋に褐色となり割れる