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マンモスの化石から細胞の核を採取し、マウスの卵子内で再生に成功

2019-03-13 | 生物
 近畿大の山縣一夫准教授・宮本圭講師らの研究チームは、2010年にシベリアの永久凍土からほぼ完全な状態で見つかったマンモス「Yuka:ユカ」から、筋肉や骨髄の組織を採取し、マウスの卵子内で再生することに成功したと発表した(3月11日)。成果は同日の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」電子版に発表した。
 2010年に発掘されたのは雌のマンモスの化石で、発見場所の地名にちなんで「Yuka:ユカ」と名付けられた。推定6歳ぐらいの子供で、大きさは約3.5m程。約2万8千年前に死に、ロシア極東・サハ共和国の永久凍土で、ほぼ完全な形を保ち、皮膚・筋肉・骨・毛などが残存した状態で発掘された。
 チームは、マンモスの化石の骨髄や筋肉組織からDNAが含まれる細胞核を43個抽出し、マウスの卵子に注入。うち5個でマンモスの細胞核がマウスのヒストン(DNAが巻き付くたんぱく質)を取り込んで、紡錘体を形成した。新たな細胞核のような構造を作ったものも1個あったが、それ以上の変化(細胞分裂)は見られなかった。DNAの損傷が激しく、分裂が止まった可能性があるという。
 研究は近畿大が取り組む「マンモス復活プロジェクト」の一環。マンモスの細胞核を象の卵子に移植し、マンモスの遺伝子を持つ受精卵を作製。象の子宮に移植してマンモスを誕生させる目標を掲げていた。
 チームの黒坂哲・近大講師(発生生物学)は「より保存状態の良いマンモスの発見を期待したい」と話している。

 今日の天気は晴れ。小雨が時々パラパラと降る。最高気温が12℃とあるが、風が穏やかなので春らしい気候だ。
 畑に行ったら、黄色の花、”キバナサフラン”と呼ばれる”クロッカス”が咲いている。花被片が6枚、雄しべが3本、中央の雌しべは柱頭が糸状に3つに分かれている。因みに、色々な花色を植えたが生き残ったのは黄色い花のみ、黄花品種は強いのかな。
 ”クロッカス”は、アヤメ科クロッカス属の総称で、世界に75種程ある。園芸上、春咲き種をクロッカス、秋咲き種をサフランと呼ぶのが一般的のようだ。”サフラン”を秋咲きクロッカスと呼ぶこともある。
 お花の近くに、”シャクヤク”の芽が見えた。昨年より芽の数が多く、楽しみ!。
 キバナサフラン(英: crocus)
 学名:Crocus vernus
 アヤメ科サフラン属
 開花時期は2月~4月
 色々な花色の品種がある、黄・白・青・紫・藤など
 葉は細長く、真中に白い筋が入っている