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生活費が高い国の1位はスイス、日本は21位

2015-02-08 | 旅行
 Movehub(海外移住を考える人に情報を提供)のサイトは、「生活費が高いのはどこの国」を発表した(2015年1月23日)。
 データは、世界各国の消費財価格を収集しているサイト「Numbeo」のデータをもとに作られた。「Numbeo」のユーザーは、価格データをスーパーマーケット・タクシー会社のウェブサイト・政府機関・報道などから集めている。使われたデータは、2013年7月1日から2015年1月2日までの間に収集されたもので、家賃や住宅ローンの支払いは含まれない。ただし、「Numbeo」のユーザーによって集められたデータの数は国によって異なり、統計的な信頼性に疑問が残るケースもあるため、このランキングはあくまで参考として見るべきとの指摘がある・・なるほど。
 各国の生活費は、ニューヨーク市の生活費を100として数値化している。
 これによると、1位はスイス(126.03)。日本は「80.36」で21位。韓国は「82.90」で18位、アメリカは「76.53」で24位。
 ◆生活費(cost of living around the world)
 高い国
 1. スイス   - 126.03
 2. ノルウェイ - 118.59
 3. ベネズエラ - 111.01
 4. アイスランド - 102.14
 5. デンマーク - 100.60
 6. オーストラリア - 99.32
 7. ニュージーランド - 93.71
 8. シンガポール - 93.61
 9. クウェート  - 92.97
 10. イギリス   - 92.19
 低い国
 1. インド   -26.27
 2. ネパール  -28.85
 3. パキスタン -34.71
 4. チュニジア -34.06
 5. アルジェリア-34.10

 早朝は雨。すぐに止み、曇り。積もった雪は融けてきたがまだまだ残っている。
 街路樹のクチナシ、まだ果実が付いており、葉も落ちていない。果実は梅雨の頃に甘い芳香のある純白の花を咲かせて付けた。クチナシには、一重咲きと八重咲きの品種があり、園芸種の八重咲き(雄しべがない)には果実ができない。果実が付くのは一重咲き。
 果実は、先端に萼片のなごりの角(つの)様なものが6本付き、側面に角につながって角(かど)が出ている。名(クチナシ)の由来は、果実が熟しても割れたりしないので、「口無:果実が熟しても割れない・・口が無い」説、「口梨:果実の先端に残る角(萼片)を鳥の嘴に見立て、果実を梨に見立て、口のある梨」説などがある。熟すと橙色となり、山梔子(さんしし)と呼ばれて薬用・染料や食品の黄色の着色料に使われる。
 クチナシ(梔子、巵子、支子)
 アカネ科クチナシ属
 常緑低木
 開花時期は6月~7月
 花は径数cmで強い芳香を出す、花色は初め純白、次第に乳白色になる
 クチナシの果実にはクロシン(カロチノイドの一種)が含まれており、これが黄色の着色料となる


奈良・纒向遺跡から卜骨出土、発見は初めて

2015-02-07 | 学問
 奈良県桜井市教育委員会が、纒向(まきむく)遺跡で、3世紀後半~4世紀初頭(古墳時代)に占いに使われた獣骨「卜骨(ぼっこつ)」が出土したと発表した(1月29日)。遺跡では祭祀(さいし)に関連した様々な遺構や遺物が見つかっているが、卜骨の発見は初めて。
 獣骨は遺跡中心部の居館エリアの穴(深さ約1.1m)から出土。イノシシの右肩甲骨で、長さ16.7cm・幅6.7cm。一部を平らに薄く削り、火の付いた棒を押し当てるなどしたとみられる痕跡が少なくとも3カ所あった。
 獣骨を加熱しヒビ割れで占う卜骨(ぼっこつ)は、亀の甲羅での卜甲(ぼっこう)と共に古代東アジアで広く見られる。日本では弥生時代以降、シカやイノシシなどの骨を使った例が各地で出土している。卜骨・卜甲は、古墳時代になると少なくなるが、王権祭祀に取り入れられた。今回、ヤマトの王権の中枢で発見され、変化を探る手掛かりになるのではないか・・寺沢薫・桜井市纒向学研究センター所長の話。
 ◆纒向遺跡(まきむくいせき)
 纒向遺跡は弥生時代から古墳時代への転換期の様相を示す重要な遺跡。
 建設された主時期は3世紀で、前方後円墳発祥の地とされている。邪馬台国畿内説を立証する遺跡とする意見もあり、卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳などの6つの古墳がある。

 晴れ。気温も少し高く、風も弱いから過ごし易い。
 美容院の小窓でカネノナルキの鉢が飾られている。花が沢山咲いている。カネノナルキの名は、葉は丸く厚みと光沢があり、葉の辺縁部は紅色となり、この葉形は硬貨を想像させ、これから”金のなる木”と名を付けたのではと言われる。英語でも「dollar plant」とか。
 この鉢の花を見たら、優雅な別名の”花月(かげつ)”とか”縁紅弁慶(ふちべにべんけい)”が相応しいと思うのだが。
 カネノナルキ(金のなる木、成金草)
 別名:花月(かげつ)、黄金花月(おうがんかげつ)、縁紅弁慶(ふちべにべんけい)
 ベンケイソウ科クラッスラ属
 一般的に多肉植物に分類(木ではない)
 南アフリカ原産、昭和初期に渡来
 開花時期は12月~4月、花は品種により咲かないものもある
 花色は白・淡いピンク色


今年(2015年)の桜開花は平年並みと予想、気象協会

2015-02-06 | 園芸
 日本気象協会は、全国48地点の桜(ソメイヨシノ)の開花予想(1回目)を発表した(2月4日)。
 各地点も概ね平年並みの開花で、3月20日ごろから高知市で始まり、四国や九州、中国・近畿・東海地方へと順調に北上し、3月末には関東北部、4月末には津軽海峡を渡る。
 桜の開花は春先の気温による。気象協会は、気温は「西日本と東日本は、2月の前半は気温が平年より低い時期がありますが、3月は概ね平年並みと予想されます」との事で、平年並みと予想している。
 予想では、主な都市の開花日は、福岡市3月21日、名古屋市・広島市3月25日、東京都心3月26日、京都市・大阪市3月27日、新潟市4月10日、仙台市4月12日、札幌市5月5日。
 東北地方での予想は、福島県福島市:4月10日頃、宮城県仙台市:4月12日頃、山形県山形市:4月15日頃、秋田県秋田市:4月18日頃、岩手県盛岡市:4月21日頃、青森県青森市:4月25日頃。

 晴れ。気温低いが風弱いので、とりあえず散歩日和。
 いつもの散歩道のツバキ。花が咲き出した。沢山蕾があるので楽しみだ。
 ツバキ(椿、一般に薮椿(ヤブツバキ)を言う)は日本原産である。古事記では都婆岐(つばき)・日本書記では海石榴(つばき)と出て来る植物。「椿」の字は万葉集で登場する。漢字の「椿」は日本独自の当て字(国字かも)で、「春に花咲く木」からと言う。因みに、中国での「椿」は「芳椿」と言う東北地方の春の野菜が該当するとの事。
 ツバキ(椿)・・一般に椿と言えば、「薮椿」を言うことが多い
 ツバキ科ツバキ属
 学名:Camellia japonica
 薮椿は日本原産の常緑樹
 開花時期:1月~3月
 同科同属にサザンカ(山茶花)がある
     サザンカ     ツバキ 
 花姿  平開       平開しない
 雄シベ 筒状とならない  筒状
 落花  バラバラ散る   首から落ちる


2015年度の国公立大志願(2次試験)倍率は4.5倍

2015-02-05 | 受験・学校
 文部科学省は、国公立大2次試験出願締切り日の4日、午後3時現在の志願状況を発表した。確定した志願者数と倍率は2月19日に発表する予定。
 志願者数は45万5491人(前年同時点より6763人減)で、募集人員に対する倍率は4.5倍(同点より0.1%減)。志願者の内訳は、国立大(82大学377学部):33万2694人・倍率:4.1倍、公立大(82大学174学部):12万2797人・倍率:5.9倍。
 前期日程試験は2月25日より、中期日程試験は3月8日より、後期日程試験は3月12日より実施される。
 学部別で志願倍率が高いのは
 前期日程・国立 東京芸術大美術10.8倍
         長崎大水産8.8倍
         京都工芸繊維大工芸科(夜)8.3倍
 前期日程・公立 島根県立大看護8.7倍
         高知工科大経済・マネジメント学群8.0倍
         前橋工科大工(夜)7.9倍
 後期日程・国立 琉球大工(夜)29.4倍
         東京大全科類(理科三類除く)29.3倍
         旭川医科大医26.3倍
 後期日程・公立 愛媛県立医療技術大保健科41.0倍
         鳥取環境大経営27.0倍
         尾道市立大経済情報26.8倍
 中期日程・公立 岡山県立大情報工28.9倍
         兵庫県立大理19.4倍

 今日は曇り。時々晴れて陽が射す。
 散歩でフジ(藤)に沢山の果実がまだ付いているのを見た。藤棚が作られ沢山ぶら下っている、見事だね。
 果実はソラマメ似の狭披針形の莢果、平たくて産毛の様に短毛が密生し、手触りが良い。長さは15cm~20cm程。莢(さや)には黒い碁石の様な豆が入っている。この豆は食べられる?・・と聞かれたら、煎じて下剤に使われるようです・・。
 マメ科フジ属には8種程ある。日本に自生する、フジ(ノダフジ)とヤマフジの2種が日本固有種である。一般にフジと呼んでいるのは、ノダフジ(野田藤)を言う事が多い。両者の違いは、ノダフジ(野田藤)はつるが右巻きで花穂が長い、ヤマフジ(山藤)はつるが左巻きで花穂が短い(球状)。
 名(フジ:藤)の由来には諸説ある。一つは、「吹き散る」からの転訛説である。
 ツルの右巻き(ノダフジ)と左巻き(ヤマフジ)は、柱を手で握った時、ツルが右手の親指の形(右下から左上に)が右巻き、左手は左巻き・・と記憶すれば良いと言う。
 フジ(藤)・ノダフジ(野田藤)
 マメ科フジ属
 蔓性落葉樹
 開花時期は4月~6月


片足立ちで脳卒中リスクを予測

2015-02-04 | 健康・病気
 米国心臓協会(AHA)は、「片足で20秒以上立てない」場合、脳血管疾患や認知機能低下のリスクが高いことを示した京都大学の研究を紹介した(12月18日)。
 京都大学附属のゲノム医学センターの田原康玄准教授らのグループによる研究で、表に現れる現象から疾患リスクを知る方法を検討したものである。
 この研究は、平均年齢67歳の男女(男性546人・女性841人)を対象とし、両目を開いたまま片足立ちをしてその時間を計測(計測は2回行い長い時間の方を採用)した。対象者の脳微小血管障害の状態は脳MRIで評価している。
 これによると、片足立ちが20秒以上できない対象者は、ラクナ梗塞や微小出血など臨床症状のない微小血管障害と関連することが分かった。
 バランス困難者が占める割合は、
   ラクナ梗塞が2個所以上で34.5%
   ラクナ梗塞が1個所で16%
   微小出血病変が2個所以上で30%
   微小出血病変が1個所で15.3%
 年齢、血圧、頸動脈壁厚で調整すると、微小出血やラクナ梗塞が多い被験者ほど片足立ち時間が短く、片足立ち時間が短いことは認知スコア低下とも独立に関連していた。
  ◆ラクナ梗塞
   細い血管(直径1.5cm未満の動脈)が詰まる小さな脳梗塞
   ラクナ梗塞は日本人に多く、脳梗塞全体の約35%
 症状のない脳血管障害(無症候性脳血管病変)は、高齢者の脳卒中のリスク要因である。症状が無く、健康に見えても、姿勢が不安定であれば、脳の初期の病的変化や機能低下の可能性がある・・との事だ。

 今日の天気は曇り、時々晴れ。気温も低く日差しもないので先日来の雪が融けずに残っている。
 2月4日は立春。立春は二十四節気の第1で、春の初め(「春の気立つを以って也」と記されている)。この日から立夏の前日までが春となる。でも、実際には1年で一番寒さが厳しい時期なのだ。暦の上ではこの日が寒さの頂点であり、翌日からの寒さは「残寒」「余寒」となる(手紙などの時候の挨拶で)。
 今日の散歩で見たのは、町内会発足60周年記念の標柱。この標柱に記されているのは、海抜(海水面からの高さ、標高とほぼ同じ)と東経・北緯である。海岸近くの方は、津波にそなえて住宅や生活施設などの海抜を認識しておく事が重要で、こんな標柱があちこちにあれば良いな。


2014年の紙の出版物の推定販売金額が1兆6千億円と過去最大の落込み

2015-02-03 | 本と雑誌
 出版科学研究所は、2014年の紙の出版物(書籍と雑誌)の推定販売金額が1兆6065億円(前年の4.5%減)と発表した(1月26日)。
 書籍は6億4461万冊(前年の4.8%減)、7544億円(前年の4%減)である。雑誌は16億5088万冊(6.4%減)、8520億円(前年の5%減)であった。
 前年からの減少は10年連続で、落ち込み幅は1950年の統計開始以来最大となった。出版物の販売金額のピークは1996年の2兆6564億円で、18年で約1兆円落込んだ事になる。
 ◆公益社団法人全国出版協会
 全国出版協会は、出版社と出版取次会社のトーハンで構成される日本の業界団体。出版科学研究所の運営を行なっている。

 天気は曇り。時々小雪が舞う。気温は上がらず、雪は融けずにある・・路面だけは融けた。
 今日(2月3日)は節分。節分とは「季節の分かれ」を意味し、本来は立春(本年は2月4日)・立夏・立秋・立冬の前日である。立春から立夏の前日までが、暦の上では春になり、立春を境に気温が上がるとされている。・・これから暖かい春になると良いな。
 ここの所、体調不良であるが車に乗せられて街に行って来た・・歩かないともっと悪くなりそう。街路樹には葉も花もまだ見えない。でも葉は出てないが、ロウバイ(蝋梅)の花が咲きだしていた。花は蜜蝋に似た黄色で花の中央部が暗紫色である。中央部の色も花弁と同じ黄色なのは、ソシンロウバイ(素心蝋梅)である。
 名に梅と付いているがバラ科サクラ属の梅ではなく、ロウバイ科ロウバイ属である。名(ロウバイ:蝋梅)の由来は、「花の色がツヤツヤして蜜蝋(みつろう)に似ている」の説、「蝋細工の様な梅に似た花」の説、「臘月(ろうげつ、旧暦の12月)に、梅に似た香りの花」の説などがある。
 ロウバイ(蝋梅)
 別名:唐蝋梅(とうろうばい)、唐梅(とうばい、からうめ)
 英名:Winter sweet
 ロウバイ科ロウバイ属
 落葉広葉低木、幹は地ぎわから分枝して株状
 中国原産、江戸時代(17世紀)に渡来とされるが15世紀渡来説もある
 開花時期は1月~3月
 花径は2cm程、花色は外側花弁が黄色で内側は暗紫色