濱田さんは後志管内岩内町の画家。
来年80歳を迎えますが、いまなお現場主義をつらぬき、特製のイーゼルを屋外に立ててキャンバスを据え付け、筆を走らせます。
今回の個展は、旧作もふくまれていますが、100号の作品以外はすべて屋外で描かれたもの。
下の画像がそうですが、冬も屋外で-という方針は変わりません。
「波がおだやかな日は海を描かない。おもしろくないからね」
という濱田さん。日本海から吹き . . . 本文を読む
国画会は歴史の古い全国的な公募団体で、絵画、工芸など5部門からなる「国展」を毎年春にひらいています。
以前も書きましたが、全国的な公募展のうち、日本版画協会の版画展を別格とすれば、春陽会と国画会の版画部が古い伝統を持っています。北海道の版画家は春陽に出品する人が多く、国展のほうは岩見沢の木村多伎子さんが孤軍奮闘という状態でしたが、近年は道都大学生やOB、道展会員らの出品が急増しています。この春 . . . 本文を読む
根室管内別海町で、酪農ヘルパーのかたわら写真を撮っている佐藤弘康さんの、札幌では初めてとなる個展。
乳牛を世話する家族の表情などが、モノクロとカラーでとてもいきいきととらえられています。
道内の人はご存じかと思いますが、酪農の仕事は早朝から乳搾りがあって、たいへんです。もっとも、早朝から夕方まで働きづめ-ということではないのですが、なにせ生き物が相手なので、1日も休むわけにはいきません。
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