(長文です)
G.A.A.Lは
GEOMETRIC ABSTRACT ART LABORATORY
の略称。札幌の美術家、伊賀信さんによるユニットです。
今回、展覧会名からも伊賀さんの名前が消えてしまいましたが
「ぼくの名前よりもG.A.A.Lで有名になってくれた方がいい」
と伊賀さんは話しています。
ロシア構成主義やミニマルアートに通じる構成的、幾何学的な美をめざしているように、筆者には . . . 本文を読む
北海道新聞08年7月19日朝刊から。
関口雄揮さん(せきぐち・ゆうき、本名雄三郎=ゆうざぶろう=、日本画家)17日午後7時5分、心不全のため死去、85歳。埼玉県出身。自宅は千葉県(中略)。 道内の風景を描き続け、2005年、札幌市南区に日本画など3千点を収蔵する「関口雄揮記念美術館」がオープンした。
□http://www.sekiguchi-muse.jp/
同美術館のサイト(上に . . . 本文を読む
市立小樽美術館で入場者を観察していると、1階を素通りしてまっすぐ2階で受付をしている人が多い。
じつにもったいないと思う。
「1階は中村善策ホールで、常設だから」
と決めてかかっている人がいたら、ぜひその姿勢は改めてほしい。
というのは、同館の中村善策コレクションは相当なもので、1階ホールも時々展示替えをしているからだ。筆者も、足を運ぶたびに
「これは未見だな」
という絵に出合う。
とりわ . . . 本文を読む
札幌在住の全道展会友で、行動展にも出品している松木さんの個展。木をモティーフに、樹木の持つ生命エネルギーを感じさせる大作から、高校生のときに初めて描いた油絵までが並んでいます。
「環境破壊がすすんでいる現状に対し、自然の声なき声を描く-という意味合いもありますが、やはり木のもっている生命感を第一に描いていきたい」
冒頭の画像は、右側が「生命の樹」(F150)、左が「新生」(同)。
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