(承前)
釧路の人は石川啄木が好きだとつくづく思う。
いまからちょうど1世紀前、滞在していたのはわずか2カ月余り。
当時の釧路新聞の記者、ということは、筆者の大先輩ということになるのだが、あまりまじめに働いていたふうではない。
あはれかの国のはてにて
酒のみき
かなしみの滓(おり)を啜るごとくに
さいはての駅に下り立ち
雪あかり
さびしき町にあゆみ入りにき
短歌では、 . . . 本文を読む
道教大の札幌校と岩見沢校の学生・院生計9人が、1カ月あまりにわたり、札幌校、iwamizawa90°、praha 2 + deep sapporo「9J」の3カ所でのべ18回もの展覧会をひらいた「SPIRAL」。
5人と、1グループがそれぞれ別内容で3度の展覧会を開くという意欲的な内容に加え、岩見沢にはギャラリーがないので「一からつくる」という試みまで手がけたこのプロジェクト、北海道の美術史に . . . 本文を読む
http://blog.goo.ne.jp/hsssajp/e/5db5ab230f896478fa538f5f568505fe
この記事を読むまで知らなかった。
11日に閉店したそうです。
地下鉄南北線大通駅の南端近くに位置する中ぐらいの本屋さん。店長がおもしろい方で、「これは」と思った本をどーんと仕入れて平積みし、ベストセラーをつくりだすような、意欲的なことをしていた。
また、 . . . 本文を読む
北海道新聞08年5月24日夕刊の第二社会面から。
【函館】野口雨情作詞の童謡「赤い靴」のモデルとされる女の子、岩崎きみ(1902-11年)のブロンズ像を函館に建立する計画が、有志によって進められている。函館はきみが母親と別れ、米国人宣教師に預けられた縁の深い土地。函館開港150周年に合わせ、来年6月に函館港に設置する予定だ。
きみは静岡県出身の母かよに連れられ、函館に移り住んだが、3歳の . . . 本文を読む