4月にインスタレーションの個展をひらいたばかりの、札幌の陶芸家下沢敏也さん。
こんどは、関西で以前個展を開いたときに知り合った京都府の奥村博美さんとの2人展です。
奥村さんは、京都精華大の教壇に立つかたわら、亀岡市で作陶にたずさわっています(ちなみに男性です)。
今回は、うつわの展覧会です。ふだん使いの食器もありますが、オブジェとも花器とも見ることができる作品が中心です。
で、奥 . . . 本文を読む
北海道新聞2009年4月10日、道北版から。
【音威子府】彫刻家の故砂澤ビッキ氏が生前から仲間たちと行っていた「樹を語り作品展」が没後20年の今年8月、最後の開催を迎える。村などでつくる実行委事務局は「今後はビッキ大賞を設け、若手の作家たちを応援していきたい」と話している。
同展は砂澤氏が村内に移住した翌年の1979年に友人で美術家の矢崎勝美氏と一緒に作品展をしたのが始まり。「木と親しむ . . . 本文を読む
(長文です。池田信夫BLOG関係でもう1本書く、という約束を果たすためのエントリです)
院展同人として活躍した日本画家、岩橋英遠の代表作といえば「道産子追憶之巻」だ(道立近代美術館所蔵)。
故郷・江部乙(えべおつ。現滝川市)に思いをはせ、北国の四季を描いた長さ29メートルの超大作。北海道の風土を見事に表現している。
ひとつの国や地方の風土をこれほどまでに描ききった絵画が、ほかにあるだろ . . . 本文を読む
このフレーズは、2004年にも使ったことがあるけれど、いまの札幌はほんとうにライラックが美しい。
香りも良く、公園を歩いていると、うっとりしてしまう。
家ごとにリラの花咲き札幌の 人は楽しく生きてあるらし(吉井勇)
ただし、満開になるのが、例年よりも早いような気がする。
また、いつもだと、白が紫よりもすこし早く咲くのだが、ことしはほぼおなじ時季に花開いた。
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1950年に、旺玄展にいた岩井弥一郎らが旗揚げした団体公募展。帝展で3年連続特選を果たした江別出身の画家上野山清貢(旺玄展、全道展の創立会員)や、紋別ゆかりの村瀬真治らが結成に加わっており、北海道にもかかわりが深く、毎年この時期に支部展をひらいています。
すべて絵画で、抽象やシュールレアリスム的な作品は見当たりません。
昨年の出品者のうち、水上佳奈子さんがいませんが、あらたに、永田このえさ . . . 本文を読む