三岸好太郎(1903-34年)の代表作といえば「オーケストラ」である。
なんてったって、美術の教科書などにも図版が載っているから、道外の人でも知っている人は大勢いるだろう。
今回は、その代表作と、キャンバスの裏側に描かれた「悪魔」、さらにエスキース多数に焦点を当てた展示である。
とはいっても、所蔵作品展なので、初期の「二人人物」や、「大通風景」「道化」「飛ぶ蝶」といった代表作はあらかた並 . . . 本文を読む
室蘭出身、札幌在住の亀井由利さん(新道展会員)の小品展。
モノクロームで、裸婦のトルソや鳥などを描きます。
筆者には、人間のこころの世界を描いているように感じられるのです。
冒頭の画像は、「櫻B」「櫻A」。
川かと思ったら、違いました。
異色の、モノクロの桜花です。
「日本画のようにならないようにと、苦労しました」
と亀井さん。
ひそかな情念が夜の闇に流れていくようです。
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「旅する茶器」
って、変わったタイトルだなあと思っていたら、お店の舟見さんいわく、だれかが職場に茶器を持ってきておいしいお茶や抹茶をいれてくれたらすてきだと思いませんか?
実際に、舟見さんが昔、或る会社に勤めていたときには、ときどき実行していたのだそうです。
たしかにそういう人が職場にいると、なごむかもしれませんねー。
とってもユニークな提案です。
冒頭の画像は、札幌の染織家樺澤京子さ . . . 本文を読む