ずいぶん長い展覧会名ですが、長年にわたって美術家を輩出してきた札幌大谷短大の卒業生展です。4年制大学のほうには美術科はないので、どうしてこんなに格式ばったタイトルになっているのかは、わかりません。
出品しているのは50人ほどでしょうか。指導教官の賛助出品はありません。
会田千夏「windpipe-sleepy 2009.1.7」
ふつふつとわきあがる空気のようなもの、あるいは雲のようなも . . . 本文を読む
じぶんの誕生日の前後に、1年おきにスカイホールで個展を開いている渡会純价さん。
札幌芸術の森美術館で大規模な個展がひらかれている今年も、休まず開かれました。
今回は、70年ごろの古い作品もかなり展示されています。
銅版画のほか、自ら開発した「る・みえる」方式による小品も数点あります。
昔からのファンの方がとてもなつかしそうに70、80年代の作品をご覧になっていました。
筆者は「騎兵 . . . 本文を読む
午前中だけギャラリーまわり。
バスと地下鉄東西線を乗り継いで、新札幌のシェラトンホテルのロビーをのぞく。
「ギャラリーモト」が1カ月半ほど会場を借りて陶芸やクラフト作家を紹介しているのだ。
くわしくは別項で。
さいきん、モトのサイトもつながらないし、ブログも更新が滞っているので心配していたが、モトさんはお元気だった。
ついで、新さっぽろギャラリーで中島敏文展「優しい時」を見る。
. . . 本文を読む
Ager(アゲル)に来る最大のたのしみのひとつに、今回は舟見さん、どんなレイアウトにしているかなーというのがある。
けっして広い店ではないのだけれど、2週間の展示替えのたびに台などの配置を変えて、大胆にレイアウトを改変しているのがすごい。
しかし、しばし会場の中にいて舟見さんとお話しているうちに、なにやらフクザツなきもちになることもある。
ここにならんでいる品々は、わたしたちの生活を豊か . . . 本文を読む
6月1日から昨日までのエントリ数は58本。
月間100本を達成するためには月末までほぼ毎日4本ずつ書かなくてはならないペースというにもかかわらず、昨日は「湧水彫刻」の紹介1本のみに終わってしまった。
だいたい今週は、「612621」「橋本礼奈展」といった、気合を入れて執筆したエントリが多い。もちろん、筆者がすごいのではなく、サイトスペシフィックな芸術のありかたを考えさせられる前者の展覧会や、 . . . 本文を読む