(承前)
サイン会には出ずに、バスで東西線西28丁目ターミナルまで来ると、さてどうしよう-と思った。
Cafe&Bar Insomnia(インソムニア)へ行くことにした。
あるいて20分ほど。
このお店は、ランチは食べに何度か来ているが、夜は初めてだ。
店内に、ベテラン抽象画家のSさんがいらした。
彼女は以前、自由美術の会員だったので、井上長三郎のアトリエに押しかけていったことや . . . 本文を読む
(承前。長文です)
26日。
紀伊國屋書店ギャラリーで中橋修展を見た後、タクシーで札幌宮の森美術館へ。
明るい時間帯にタクシーを利用するのはめずらしい。
急いでいたし、疲れてもいたのだ。
この日は森山大道展の初日。
写真展はいずれゆっくり見ることにして、チャペルでのアーティストトークに参加する。前から2列目!
以下、だいたいこんなことを話しておられた(要約の文責はすべて筆者にあ . . . 本文を読む
地下鉄東西線の西28丁目駅は、札幌でギャラリーをまわる者にとっては、なじみの深い駅だった。
しかし、北4西27にあったtemporary spaceが北大の近くに移転して、行く機会が減った。
そして、6月いっぱいでギャラリー山の手が閉まる。西28丁目で乗り継ぐバスで行くギャラリーだった。
おなじバス路線沿いにあるギャラリー倫土(ろんど)は年中営業しているわけではないし、この駅を今後利用する . . . 本文を読む
先のエントリで
「くわしくはあす」
なんて書いておきながら、5日もたってしまった。
反省。
富士フイルムフォトサロンでは、米美知子さんという方の写真展がひらかれていた。
霧、川など、水のつくるさまざまな情景が美しい。
来訪者の質問にも気さくに答えていらした。アーティストに必要な資質は、あんがいこういうコミュニケーション能力なのかもしれない、と思った。
大同ギャラリーでは、ひとつ疑問 . . . 本文を読む
美術団体の枠を超え具象絵画のベテランが集まったグループ展が、ことしで10回目の節目を迎えた。
毎年多数の絵画ファンが訪れ、ことしは2000人に達しそうな勢いという。
貸しギャラリーの美術展としては驚異的な数といっていいだろう。
抽象画、インスタレーション、映像など、表現領域がひろがっていく一方だが、従来の穏当な写実絵画を愛好する層はまだまだ健在であることを示していると思う。
第1回から . . . 本文を読む
北広島在住の山本祐歳さんの個展。
筆者は毎度
「擬人化した動物を木彫に仕上げ、さらにそれを写真に撮ったものを同時に展示したり、絵を組み合わせるなどの手法で、独特の空間をつくる」
などと紹介しているが、今回は写真は少なめで、むしろ、絵画と彫刻の合体を意識するとともに、会場との調和をめざした展開になっている。
木でできた生き物の作品が、周囲の植物という生命とハーモニーを奏でようとしているようで . . . 本文を読む
26日は、退社後、
紀伊國屋書店札幌本店ギャラリーで中橋修展→
札幌宮の森美術館チャペルで森山大道アーティストトーク→
Insominiaで山里稔展
森山大道展のほうは、まだ見ていない。
11096歩。
27日。休み。
急に夏になって3日目。
北海道らしいさわやかな暑さがつづいている。
朝9時45分出発。
地下鉄東西線西28丁目からジェイアール北海道バスに乗る。
この . . . 本文を読む