3月の展覧会について、いまごろ書いてるワタシって…。
と、思わずじぶんにツッコミを入れたくなってくるのですが、とにかく、札幌市円山動物園のチラシに、今回の展覧会の主旨がまとまって書かれていたので、引用します。
ナゼ、多くの人は爬虫類・両生類を嫌うのだろうか。
きっと、ヌルヌルしたり、ツルツルしたり、ザラザラするなど皮膚感覚が違ったり、人間とはかけ離れた異質な存在だからだろうか。それとも気 . . . 本文を読む
河合利昭、恵波ひでお、岡田浩明、きくち好恵、小泉満恵、小寺沢恵子、澤丈間、菅原せつ子、高橋里美、田村由美子、錦織宏、馬渡新平、蓑嶋一成、毛利史長、元木弘子、森敏仁、吉田静二の17氏による陶芸展。
食器、花器が中心となる一般の陶芸展と異なり、オブジェ的な作品が多いのが特徴です。(うつわを出している人もいますが)
毛利史長さんは、焼け焦げた土やレンガ、鉄板を組み合わせて床置きしたインスタレーシ . . . 本文を読む
日展と並んで、全国的な知名度はきわめて高い二科展。
昨年秋の東京・上野の展覧会に「天皇・皇后両陛下がおいでになった」というニュースを見たほどで、そのときの写真のコピーが、この会場にも貼ってありました。
ただし、例年書いているとおり、こと公募展に関していえば、道内は「独立王国」とよばれ、道内からの出品者はかならずしも多くありません。
道支部展は毎春、大同ギャラリーの上下両フロアを用いて行わ . . . 本文を読む
北岡文雄氏死去 版画家(共同通信) - goo ニュース
全国紙よりも半日遅れになりましたが、北海道新聞はさすがに、道内との関係についても触れていましたので、ここで引用しておきます。
22日午後4時52分、肺炎のため死去、89歳。東京都出身。(中略)
1941年(昭和16年)、東京美術学校(現・東京芸大)油画科を卒業し、平塚運一に木版画を学ぶ。55年にフランスに留学し、帰国直後の56年から . . . 本文を読む
ミズバショウが見ごろだという情報を得て、星置緑地に行ってきました。
団地と、JRの線路の間に挟まれて、2ヘクタールほどの小さな湿地帯がのこされているのです。
木道も整備されています。
行ってみると、ピークはわずかに過ぎたようで、花のおわったミズバショウが、もくもくと葉を茂らせていました。
もちろん、まだまだ白い花はあちこちにのこっていました。
湧き水が足りないのか、湿地というには . . . 本文を読む
先週はがんばりすぎてつかれたので、きょうはすこしひかえめにすることにした。
コーヒーアルペン(南1西11)→札幌市資料館→アートスペース201→丸井今井
丸井今井札幌本店 一条館8階美術工芸ギャラリーの松下英友パステル画展は、リアルな風景画が中心。ちょっとパステルには見えないので、びっくり。
スカイホールで恵庭美術協会展。
全点絵画だが、モノタイプ版画もあり。
さいとうギャラリー . . . 本文を読む
「応援します再出発」と題し、北海道新聞グループが夕張市を支援するという特集記事が4月3日に掲載されていたのを、ご記憶の方もいらっしゃることでしょう。
札幌本社で市美術館展
夕張市美術館所蔵の美術品の数々を北海道新聞本社ビル(札幌市中央区)1階に新設される道新ギャラリーのオープン記念として6月5日から19日まで展示します。版画家の斎藤清、彫刻家の佐藤忠良ら夕張ゆかりの芸術家たちの作品約40点。引 . . . 本文を読む
取り壊しが1度は延期になったギャラリーmicro.だけど、ほんとうの解体の日が、いよいよ近づいてきた。
ご存知の方も多いだろうけど、micro.は、昨夏までは、古い民家を改造した「ギャラリーカフェ実くろ」として使われてきた。
それを、若手写真家の足立成亮くんたちが運営を引き継ぎ、写真を中心とした自主ギャラリーとして活動してきた。
さいきんでは、写真だけではなく、現代美術やイラストなど、幅 . . . 本文を読む
佐々木亜里沙さん(絵画)、瓜生裕樹(ウリュウユウキ)さん(写真)、四足獣さん(立体)による3人展だが、ここで語るのは、ウリュウさんについてだけになると思う。おふたりには、もうしわけない。
最近、怒涛の勢いで発表を続けているウリュウさんだが、個人的にはちょっと不満があった。それは、作品の質についてではなくて、1度に見られる写真の数が少ないことについてだ。
もちろん、グループ展だからしかたない . . . 本文を読む
「絵画」や「彫刻」ならともかく、本来美術品として制作されたものではない昔々の品を、美術館なる施設で美的な観点から見るという行為は、そもそも「美術」というのが西洋由来の制度であるからして、すべてを西洋的な価値基準の下に整除させようという「政治的」な営みにほかならないのではないかという気がするのですが、それはともかく、金ぴかに輝く器などの数々を見て、権力者の欲するものは数千年の昔からちっとも変わらな . . . 本文を読む
札幌アリアンス・フランセーズが20周年記念写真コンクール「異なるもの奇異なるもの」の作品を募集しています。
副賞などはあきらかにされていませんが、応募してみてはいかがでしょうか。
以下、要項です。
ここ20年の間に、写真は最も重要な媒体となり、写真展を主催しないアート・ギャラリーはないほどになっています。 当学院のスペースでは、近年写真を中心とした展覧会を開催しており、今年は写真に興味 . . . 本文を読む
木村環 a.k.a.kim-igor "METAL BOWL STRIKES AGAIN"と題された個展が、小さなCDショップの一角でひらかれている。
展示されているのは、鉛筆(シャープペンシル?)によるイラスト。
いずれも正方形で、あまり大きくはないが、内包している世界は狭くない。
というか、頭にボウリングのピンが生えていたり、ボウリングのボウルで少年の頭部がぶっ飛んで首から血が噴き出 . . . 本文を読む
長い歴史をほこり、道内の戦後の前衛美術の一翼をになってきた「北海道抽象派作家協会」がことしも展覧会をひらいています。
そして、来年から、あらたな出品者を公募することも決めました。
同人9人はここ数年不動。
あべくによし(旭川)
今荘義男(岩見沢)
後藤和司(札幌)
佐々木美枝子(同)
近宮彦彌(旭川)
外山欽平(函館)
服部憲治(苫小牧)
林教司(岩見沢)
三浦恭三(小樽)
の9氏です。
. . . 本文を読む
きょうは木田金次郎特集で、関連のエントリを3つアップします。
木田金次郎美術館から2007年度のスケジュールを記したリーフレットをいただきました。ありがとうございます。
表紙には木田金次郎美術館は通年開館いたします。とあります。一部報道で、冬季休館を検討していると伝えられましたが、本年度は冬もひらくぞ! という強い意志を感じます。しかも、メーンとなる展覧会のほかにも、いろいろな展覧会がひら . . . 本文を読む