北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■スネークアート展(3月31日で終了)

2007年04月24日 22時37分33秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 3月の展覧会について、いまごろ書いてるワタシって…。  と、思わずじぶんにツッコミを入れたくなってくるのですが、とにかく、札幌市円山動物園のチラシに、今回の展覧会の主旨がまとまって書かれていたので、引用します。  ナゼ、多くの人は爬虫類・両生類を嫌うのだろうか。  きっと、ヌルヌルしたり、ツルツルしたり、ザラザラするなど皮膚感覚が違ったり、人間とはかけ離れた異質な存在だからだろうか。それとも気 . . . 本文を読む

■第7回生まれ出ずる土塊(つちCLAY)展 (4月24日まで)

2007年04月24日 07時55分23秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 河合利昭、恵波ひでお、岡田浩明、きくち好恵、小泉満恵、小寺沢恵子、澤丈間、菅原せつ子、高橋里美、田村由美子、錦織宏、馬渡新平、蓑嶋一成、毛利史長、元木弘子、森敏仁、吉田静二の17氏による陶芸展。  食器、花器が中心となる一般の陶芸展と異なり、オブジェ的な作品が多いのが特徴です。(うつわを出している人もいますが)  毛利史長さんは、焼け焦げた土やレンガ、鉄板を組み合わせて床置きしたインスタレーシ . . . 本文を読む

■第7回二科北海道支部展(絵画) (4月24日まで)

2007年04月24日 07時02分25秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 日展と並んで、全国的な知名度はきわめて高い二科展。  昨年秋の東京・上野の展覧会に「天皇・皇后両陛下がおいでになった」というニュースを見たほどで、そのときの写真のコピーが、この会場にも貼ってありました。  ただし、例年書いているとおり、こと公募展に関していえば、道内は「独立王国」とよばれ、道内からの出品者はかならずしも多くありません。  道支部展は毎春、大同ギャラリーの上下両フロアを用いて行わ . . . 本文を読む

北岡文雄さん死去

2007年04月23日 23時10分26秒 | 新聞などのニュースから
北岡文雄氏死去 版画家(共同通信) - goo ニュース  全国紙よりも半日遅れになりましたが、北海道新聞はさすがに、道内との関係についても触れていましたので、ここで引用しておきます。  22日午後4時52分、肺炎のため死去、89歳。東京都出身。(中略)  1941年(昭和16年)、東京美術学校(現・東京芸大)油画科を卒業し、平塚運一に木版画を学ぶ。55年にフランスに留学し、帰国直後の56年から . . . 本文を読む

星置緑地 (札幌市手稲区)に行ってきた

2007年04月22日 19時41分02秒 | つれづれ写真録
 ミズバショウが見ごろだという情報を得て、星置緑地に行ってきました。  団地と、JRの線路の間に挟まれて、2ヘクタールほどの小さな湿地帯がのこされているのです。  木道も整備されています。  行ってみると、ピークはわずかに過ぎたようで、花のおわったミズバショウが、もくもくと葉を茂らせていました。  もちろん、まだまだ白い花はあちこちにのこっていました。  湧き水が足りないのか、湿地というには . . . 本文を読む

07年4月21日は17カ所

2007年04月21日 23時10分44秒 | つれづれ日録
 先週はがんばりすぎてつかれたので、きょうはすこしひかえめにすることにした。  コーヒーアルペン(南1西11)→札幌市資料館→アートスペース201→丸井今井  丸井今井札幌本店 一条館8階美術工芸ギャラリーの松下英友パステル画展は、リアルな風景画が中心。ちょっとパステルには見えないので、びっくり。  スカイホールで恵庭美術協会展。  全点絵画だが、モノタイプ版画もあり。  さいとうギャラリー . . . 本文を読む

道新ぎゃらりーは今後…

2007年04月20日 20時56分49秒 | 情報・おしらせ
 「応援します再出発」と題し、北海道新聞グループが夕張市を支援するという特集記事が4月3日に掲載されていたのを、ご記憶の方もいらっしゃることでしょう。 札幌本社で市美術館展  夕張市美術館所蔵の美術品の数々を北海道新聞本社ビル(札幌市中央区)1階に新設される道新ギャラリーのオープン記念として6月5日から19日まで展示します。版画家の斎藤清、彫刻家の佐藤忠良ら夕張ゆかりの芸術家たちの作品約40点。引 . . . 本文を読む

micro. 最後の日々 (訂正あり)

2007年04月20日 20時56分21秒 | 情報・おしらせ
 取り壊しが1度は延期になったギャラリーmicro.だけど、ほんとうの解体の日が、いよいよ近づいてきた。  ご存知の方も多いだろうけど、micro.は、昨夏までは、古い民家を改造した「ギャラリーカフェ実くろ」として使われてきた。  それを、若手写真家の足立成亮くんたちが運営を引き継ぎ、写真を中心とした自主ギャラリーとして活動してきた。  さいきんでは、写真だけではなく、現代美術やイラストなど、幅 . . . 本文を読む

■春展07 (4月22日まで)

2007年04月20日 20時55分52秒 | 展覧会の紹介-写真
 佐々木亜里沙さん(絵画)、瓜生裕樹(ウリュウユウキ)さん(写真)、四足獣さん(立体)による3人展だが、ここで語るのは、ウリュウさんについてだけになると思う。おふたりには、もうしわけない。  最近、怒涛の勢いで発表を続けているウリュウさんだが、個人的にはちょっと不満があった。それは、作品の質についてではなくて、1度に見られる写真の数が少ないことについてだ。  もちろん、グループ展だからしかたない . . . 本文を読む

■ペルシャ文明展 煌めく7000年の至宝 (3月25日まで)

2007年04月20日 20時55分23秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 「絵画」や「彫刻」ならともかく、本来美術品として制作されたものではない昔々の品を、美術館なる施設で美的な観点から見るという行為は、そもそも「美術」というのが西洋由来の制度であるからして、すべてを西洋的な価値基準の下に整除させようという「政治的」な営みにほかならないのではないかという気がするのですが、それはともかく、金ぴかに輝く器などの数々を見て、権力者の欲するものは数千年の昔からちっとも変わらな . . . 本文を読む

札幌アリアンス・フランセーズが20周年記念写真コンクール

2007年04月19日 22時20分26秒 | 情報・おしらせ
 札幌アリアンス・フランセーズが20周年記念写真コンクール「異なるもの奇異なるもの」の作品を募集しています。  副賞などはあきらかにされていませんが、応募してみてはいかがでしょうか。  以下、要項です。 ここ20年の間に、写真は最も重要な媒体となり、写真展を主催しないアート・ギャラリーはないほどになっています。 当学院のスペースでは、近年写真を中心とした展覧会を開催しており、今年は写真に興味 . . . 本文を読む

■木村環展 (4月23日まで)と、サードイヤーと、近々の個展

2007年04月19日 22時19分07秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 木村環 a.k.a.kim-igor "METAL BOWL STRIKES AGAIN"と題された個展が、小さなCDショップの一角でひらかれている。  展示されているのは、鉛筆(シャープペンシル?)によるイラスト。  いずれも正方形で、あまり大きくはないが、内包している世界は狭くない。  というか、頭にボウリングのピンが生えていたり、ボウリングのボウルで少年の頭部がぶっ飛んで首から血が噴き出 . . . 本文を読む

●第三十四回北海道抽象派作家協会展 のお知らせと、出品者募集

2007年04月18日 20時59分22秒 | 展覧会等の予告
 長い歴史をほこり、道内の戦後の前衛美術の一翼をになってきた「北海道抽象派作家協会」がことしも展覧会をひらいています。  そして、来年から、あらたな出品者を公募することも決めました。  同人9人はここ数年不動。 あべくによし(旭川) 今荘義男(岩見沢) 後藤和司(札幌) 佐々木美枝子(同) 近宮彦彌(旭川) 外山欽平(函館) 服部憲治(苫小牧) 林教司(岩見沢) 三浦恭三(小樽) の9氏です。 . . . 本文を読む

木田金次郎美術館の2007年度日程

2007年04月18日 20時58分38秒 | 道内美術館の日程
 きょうは木田金次郎特集で、関連のエントリを3つアップします。  木田金次郎美術館から2007年度のスケジュールを記したリーフレットをいただきました。ありがとうございます。  表紙には木田金次郎美術館は通年開館いたします。とあります。一部報道で、冬季休館を検討していると伝えられましたが、本年度は冬もひらくぞ! という強い意志を感じます。しかも、メーンとなる展覧会のほかにも、いろいろな展覧会がひら . . . 本文を読む