まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

草むして 人名屋敷の 今朝の秋

2011年08月28日 | 時には日々是日

 昨日、ベーハ小屋のことを話したけれど、隣の「手島」という所にもベーハ小屋が残っていると書いた・・・。そのことを自治会長さんに話したら・・・「それじゃぁ、一緒に行こう・・」ということになった。

 

 ということで、朝の九時過ぎに江の浦港を出港して・・またも瀬戸内海クルージング。天候は晴れてはいるが、そんなに暑いという空気ではないし、一時の蒸し蒸し感がなくなった・・・。

 

 広島の立石と書いてある所から出港して・・・左上の手島という所に向かっての航路沿いに北上する・・・。海上・・およそ・・15分程度・・・。

 

 この手島(てしま)、小手島(おてしま)と、広島の三つの島で「丸亀市広島町」になっている・・・。

 

 ここにある「ポンツーン:浮き桟橋」に船を係留して・・島に上陸する。ここは・・・フェリーや高速艇の「ニュービサン」が着くところ。その空き時間を利用して船をつないだ・・・。

 

 秋になったせいか・・・風も気持ちがよくて快適な船旅だった・・・。

 

 目指したのがこれ・・・。三棟が一列に結ばれたような三棟直結方式・・・。ここは平成8年秋まで使っていたものだという。ということは・・もう、15年前に葉たばこの生産はやまったということか・・。

 

 私が平成7年にここを訪ねた時にはまだ、葉たばこの乾燥をやっていて、夏の初めだったのだろうか、スイカを切って食べさせてもらったことを思い出す・・・。

 

 その後・・・島を少しばかり歩いて・・・野外活動センターなどを見て回る。自治会長さんはNPO法人「石の里」の会長でもあって、ここの管理運営も任されているので、施設の点検も兼ねているらしい・・・。

 

 これは・・・江戸時代の「人名統治時代」の制札場。勤番所や役所からのお触れや指示、命令などを掲示した場所・・・。こうした設備も、櫃石・塩飽本島・この手島・・・の三カ所にしか残っていないのだとか・・・。

 

 ベーハ小屋調査で、先の小屋とは別に二棟のベーハ小屋を発見した。

 その後・・・手島沖での「ままかり釣り」・・・。

 

 今日は日曜日ともあって、相当数の船が出て、こどもたちも歓声をあげて釣りを楽しんでいる。

 

 一時間ほどで・・・数十匹を釣ってやめた・・・。そろそろ・・私らのおなかがすいてきたころ・・・。

 それだし、今日は風が強くて波も高くなってきたし・・・。

 

 手島の立派なお屋敷群を眺めながら・・・さぬき広島にもどったのは・・・12時半過ぎ・・・。NHKののど自慢が終わるころだった・・・。早速にままかりを三枚におろして皮をむいて、お刺身にして食べた・・・。ビールがたまらなくおいしく思えた・・・。

 

 午後からはゆっくりと昼寝なんぞをして・・・私の夏休みを思う存分に楽しんだものだった・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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