昨日、ベーハ小屋のことを話したけれど、隣の「手島」という所にもベーハ小屋が残っていると書いた・・・。そのことを自治会長さんに話したら・・・「それじゃぁ、一緒に行こう・・」ということになった。
ということで、朝の九時過ぎに江の浦港を出港して・・またも瀬戸内海クルージング。天候は晴れてはいるが、そんなに暑いという空気ではないし、一時の蒸し蒸し感がなくなった・・・。
広島の立石と書いてある所から出港して・・・左上の手島という所に向かっての航路沿いに北上する・・・。海上・・およそ・・15分程度・・・。
この手島(てしま)、小手島(おてしま)と、広島の三つの島で「丸亀市広島町」になっている・・・。
ここにある「ポンツーン:浮き桟橋」に船を係留して・・島に上陸する。ここは・・・フェリーや高速艇の「ニュービサン」が着くところ。その空き時間を利用して船をつないだ・・・。
秋になったせいか・・・風も気持ちがよくて快適な船旅だった・・・。
目指したのがこれ・・・。三棟が一列に結ばれたような三棟直結方式・・・。ここは平成8年秋まで使っていたものだという。ということは・・もう、15年前に葉たばこの生産はやまったということか・・。
私が平成7年にここを訪ねた時にはまだ、葉たばこの乾燥をやっていて、夏の初めだったのだろうか、スイカを切って食べさせてもらったことを思い出す・・・。
その後・・・島を少しばかり歩いて・・・野外活動センターなどを見て回る。自治会長さんはNPO法人「石の里」の会長でもあって、ここの管理運営も任されているので、施設の点検も兼ねているらしい・・・。
これは・・・江戸時代の「人名統治時代」の制札場。勤番所や役所からのお触れや指示、命令などを掲示した場所・・・。こうした設備も、櫃石・塩飽本島・この手島・・・の三カ所にしか残っていないのだとか・・・。
ベーハ小屋調査で、先の小屋とは別に二棟のベーハ小屋を発見した。
その後・・・手島沖での「ままかり釣り」・・・。
今日は日曜日ともあって、相当数の船が出て、こどもたちも歓声をあげて釣りを楽しんでいる。
一時間ほどで・・・数十匹を釣ってやめた・・・。そろそろ・・私らのおなかがすいてきたころ・・・。
それだし、今日は風が強くて波も高くなってきたし・・・。
手島の立派なお屋敷群を眺めながら・・・さぬき広島にもどったのは・・・12時半過ぎ・・・。NHKののど自慢が終わるころだった・・・。早速にままかりを三枚におろして皮をむいて、お刺身にして食べた・・・。ビールがたまらなくおいしく思えた・・・。
午後からはゆっくりと昼寝なんぞをして・・・私の夏休みを思う存分に楽しんだものだった・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。