芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

京都に行く

2019年11月21日 | Weblog
写真掲載の晴明神社と六角堂を観てから数年ぶりに寂聴さんに逢った。97歳とは言え家の中は階段も歩けるお元気さである。私の前立腺ガンの末期のことは電話で話していた。私を一目見るなり、思っていたより顔色も良く元気で安心したと言われた。「源氏物語」を一緒に現代語訳していた頃と同じぐらい元気に見える、「源氏」のおかげで今食べられているのよ、と宣うて下さった。当時のように冗談を言い合って一時間半ほど盛り上がり、寿司を取ると言うのを固辞して、最新刊の「命あれば」「寂聴九十七歳の遺言」に署名していただき辞去した。